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ポエム

退会済み
2012年9月12日 23:34
ポエムを書くスレッドです
123 件中 3140 件を表示中
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sikitosikito
2017年8月28日 20:36
面白いスレですね!ぜひ俺も……

自己無色
愛が欲しいよほら
その心の欲をさらけ出して
救ってすぐ壊れるような
甘いものはいらないの
本当の声を聞かせてほら
その言葉のナイフを見させて
誰だってそう誰かより
自分のほうが大事なんでしょ
manamomanamo
2017年8月28日 12:36
好きだなぁ。

風が吹く きみのにおい 香る
好きだなぁ
鉛筆持つ きみの指が 長く
好きだなぁ

ところどころで ときめき
はじけるよう パッと咲く
わたしの赤い頰
見つからないで
でも 見つけて わたしのきもち
退会済み退会済み
2017年8月26日 21:36
この星に落とされた時から何かが欠けていて
みんなが持ってるそれが羨ましくて
涙を隠すために空を見上げた
そこにあったのは舟の様にも見える三日月
僕と同じでどこか欠けていた
僕はその舟に乗って夜空を漕いでいく
どこに繋がるか分からない
たどり着くかも分からない
ただこの欠けたものを埋める何かを
見つけたくて



ポエムは初めてでしたが、歌詞と一味違っていいですね♪
また、挑戦したいと思いました(笑)
Icon_DollIcon_Doll
2017年8月26日 06:54
愛は欲を満たす飾り

女は愛情に溺れ、男は愛する自分に溺れていくのだ、
混じり合い すれ違う
押し寄せて 引き上げる
嘘か本当か 白か黒
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2016年5月29日 17:42
次へ

なくしたものを忘れずに次へ
なくしたものに縛られず次へ
ノーモアとリメンバーのじゃれあいの次へ
もうなくさぬよう確実に次へ
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2016年5月21日 15:35
技術的な可能性

ビッグデータが
溜め息を吐く
週末の昼下がり

生活保護受給者は
パチスロの確変を
静かに待つ

技術的には可能なはずだ
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2016年5月15日 16:59
エアリプ

独り言じゃあないんだ
神様へのエアリプ
ミュートされてんのかな
「クソリプ!」っつって?
悪人正機だろ?
そりゃ神仏違いか
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2016年4月30日 21:24
万面(まんめん)

嫌な人に見せる顔は
どうしても嫌な顔になる
あの人の顔、嫌に見えるの、
私が嫌な人だからかも

好きな人に見せる顔は
嫌な顔にはしたくないから
嫌な顔の捨て場所になる
そういう他人も要るのかも

でも本当に好きな人には
全部の顔を見せたいね
だからあなたの全部の面を
見れる自分になりたいよ

あなたがあの人に向けて見せる
満面の笑みも見てれるような
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2016年2月6日 08:49
図形家族

お父さんは四角です
四角いお父さんは四角いお布団で眠ります

お母さんは真ん丸です
真ん丸なお母さんは真ん丸なベッドで眠ります

犬の太郎は三角です
三角な太郎は三角な犬小屋で眠ります

長男の次郎は五角形です
五角形な次郎は
五角形な物置で
よく夜を明かします
物置はスチール製で
ベランダの隅に置かれています

長男なのに次郎なのは
次郎が生まれる少し前から
太郎が家に居たせいです
もう子供は出来ないだろうと
代わりのつもりで犬を飼ったら
次郎がそのあと生まれたのです

犬の寿命は人より短く
先に家に居た太郎は
先に家から居なくなります
次郎はそれをよく考えます

けれど太郎が居なくなる頃
次郎は随分大きくなって
太郎の小屋には入れないでしょう
だから太郎の寝ていた場所は
空いたまんまになるでしょう

みんなそれぞれの形をしていて
それぞれの形に合った
それぞれの場所で眠ります
みんなは図形の家族です

家族の住んでいる家は
どんな形をしているでしょうか?
あなたはそれを知っています
さぁ、幸せな家族の家を
絵に描いて壁に貼りましょう

あとからその絵のまわりには
額縁が生えてくるのです
お風呂場のカビみたいに
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2016年2月6日 08:42
個人語

妹は小さい頃
ミカンをアピアンと呼んだ
バナナはピワレ
リンゴがファラン

後になって本人に聞いたことだが
その頃は緑の服を着たコビトが
頻繁に見えていたそうだ
「脳が発達途中の子供は
そういうの、割と見えるみたいよ」
自分の子供をあやしながら
母親の顔で静かに言った

小学校でも中学校でも
彼女は人の輪に加われなかった
自分だけの言葉からスタートした者には
他人との会話が難しかったようだ

高校は休みがちになり
母が盆にのせて置いた食事を
妹の部屋の前で何度も見た

その後、彼女がどう生きたのか
遠い赴任地で仕事に追われ
気に掛けることも私は忘れた

新事業部立ち上げが一段落し
久々に帰省したある正月
妹の隣には
無口な男が立っていた

この男は妹の言葉を殺さない
何となく私はそう思った
彼女が今でも胸に秘めてる
古くて大事な個人語を
世間に通りの良いお喋りで
遮ったりすることはないだろう、と

姪はやっぱり母親譲りに
世界を勝手な名前で呼ぶ
妹はそれを直させない
放って置いてもいつか必ず
他人に通じる言葉でもって
喋らなければならなくなる
それを充分、知ってるからだ

「お兄ちゃんは、結婚は?…」
答えなんかは知ってるクセに
妹はのんびりそう尋ねる
それでも妹夫婦を見れば
結婚も悪くはないかと思った

個人語を持ち寄り二人語に変えて
育てていける連れがいるなら
言葉尻に噛みつく世間にいるのも
少しは楽しくなるかもしれない
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