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昭和のうた

tamayama3tamayama3
2019年6月15日 18:12

どうも。
昭和歌謡研究家(嘘)の玉山です。

昭和 それは素晴らしき時代
歌謡曲全盛の作詞家パラダイス
情景描写も心象描写も1周も2周もまわって新鮮すぎやしませんか。

ここはそんな昭和の名作たちを紹介するスレです。

昭和を知らない人
昭和を古いとバッサリな人
昭和を懐かしむ人

お気軽にお立ち寄りください。
ニッチなテーマ故、玉山オンステージになったとしてもご容赦を。
88 件中 8188 件を表示中
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tamayama3tamayama3
2019年7月20日 16:39
『愛のさざなみ』島倉千代子(1968年)
作詞:なかにし礼 / 作曲:浜口庫之助

↓歌詞全容と動画はコチラ
https://sp.uta-net.com/movie/97/

昭和の大ヒット曲のひとつでございます。
これ、R&Bですよね?
当時は演歌扱いだったのかな。
(wikiによるとロス録音だそうです。)
いずれにせよ100万枚セールスのキャッチーな名曲でございまして、新旧あらゆる方々がカバーしてますね。

この世に神様が 本当にいるなら
あなたに抱かれて 私は死にたい

↑から始まる女性の恋愛歌。
短い歌詞の中にある2つのキーフレーズがメタファーで、
そのふわっとした感じが何とも言えずイイのだな。

「ああ 湖に 小舟がただひとつ 」
「くり返す くり返す さざ波のように 」

“小舟”たとえで揺れ動く女性の心情や不安定な様を表し、
“さざ波”は単に感情の波だけではなくオーガズム的なものも表しているのかな?
と島倉千代子さんの歌声から想像したり。
エロスの大家なかにし礼さんですし。


↓カーネーションのロックなカバー
https://youtu.be/C8WzKyJIt_k

tamayama3tamayama3
2019年7月14日 17:35
『オーシャンブルー』稲垣潤一(1984年)
作詞:作曲:松任谷由実/編曲:松任谷正隆

↓歌詞全容と動画はコチラ
https://sp.uta-net.com/movie/901/

バブル(86〜91年)前にすでにバブルを終わらせたと豪語するユーミン。
84年発表のこの曲もバブルの香り漂ってます。
稲垣潤一さんの甘くてねちっこい(失礼)個性的な歌声をもってしても
ダダ漏れなユーミンオーラ。ぱないです。笑

生まれたばかりの愛が哀しくさせる
ああ どれだけ遠まわりして来たの

↑傷ついたり傷つけたり何かしらすったもんだあった末に
2人で見る夜明けのオーシャンブルーって感じでしょうか。
数少ない心情を表す部分をサビ前に持って来て、その余韻のままにサビの映像がインサートします。

明け方のオーシャンブルー
溶けだすホライズン
めぐりくる日々よ 僕らを離さないで

ユーミンといえば映像の切り取り方が達者で目に映るような描写に惚れ惚れするわけですが
(今作では散水車のくだりとか)、80年代は特に映像を意識した作品が多いように思います。
(にわかなので、そうじゃないよと思われる方はご指摘下さい。)

「明け方のオーシャンブルー」
「薄れゆくシルバームーン」
最後は1サビ2サビを交互にリフレインでフェードアウトしてゆくのですが、
まるで色合いが重なる事を音で表現するように計算してますよ。
って余裕なエンディングがユーミン様です。


tamayama3tamayama3
2019年6月29日 21:59
『午前1時のスケッチ』カルメンマキ&OZ(1974年)
作詞: 加治木剛/作曲: 加治木剛


↓歌詞全容と動画はコチラ
https://sp.uta-net.com/movie/38843/

マキさんのパワフルなボーカルに圧倒されます。
歌唱力+αの魂タイプの女性ボーカリストってなかなかいないですよね。
この曲は歌詞の半分が情景描写で構成されており、夜の東京の湿った匂いを漂よわせております。


雨上がりの東京 夜も昼もなく
動いている 赤茶けた空


↑読むだけではなんて事ない「赤茶けた空」が、聴くと耳を突き刺すようなインパクトに驚きます。
ボーカルの力量を信じてこそのフレーズなのかなぁと。
あとラブホを「連れ込み宿屋」と呼ぶ新鮮さ笑


大きな声で叫んでみても
誰にも文句は言わせない
悲しい町でかみしめた酒は
誰もがみんなうまいと言う


↑後半の心情部分はなんとも和製ブルースの風情。
ちょっとだけ演歌ぽくもありジャパニーズ色強めです。
70年代東京の繁華街に集う人々の悲喜交々。
「誰もがみんなうまいと言う」が何かを言いきかせているようでもあり、沁みます。


↓作者の加治木剛さんことダディ竹千代さんの当時のエピはコチラ
http://music-calendar.jp/2016112101
tamayama3tamayama3
2019年6月29日 21:56
山のウサギさん

軍歌は盲点でした。
平和な今とは明らかに違う時代の空気感に複雑な心境になりますね。

仰いだ夕焼け 南の空に
未だ還らぬ 一番機

鹿児島の知覧特攻会館へ行った時、展示されている軍服を見て、
その小ささに胸が締めつけられる思いでした。
未来ある少年達が国の為家族の為にその命を捧げた事実。
その犠牲の上に今の平和がある事を忘れてはならないですね。

desertwolfdesertwolf
2019年6月27日 00:54
 昭和の歌と言えば、私はテレビアニメの
サザエさんに出てくる波平さんと同じくらいの
世代なので、軍歌ですね。

『 同期の桜 』作詞‎: ‎西条八十 作曲‎: ‎大村能章
https://www.youtube.com/watch?v=6InbiPPHqIA

貴様と俺とは 同期の桜
同じ兵学校の 庭に咲く
咲いた花なら 散るのは覚悟
みごと散りましょ 国のため

-------------------------
『 同期の桜 』は戦後も結構歌われていて
私は、昭和50年代の会社の同期の新入社員同士で
宴会の最後に歌った記憶があります。

-------------------------
 何が言いたいかと言うと、今の時代は
人付き合いが少し苦手だと、精神障害だとか
アスペルガー症候群だとか言いますが、、、

 逆に、昭和の時代は、少し精神障害っぽいとか
アスペルガー症候群気味のほうが持てはやされて
国のためにみごと散ったら英雄ですからね。

 今の時代は、女性に合わせてるから
人付き合いの仕方を考えすぎですね、だいたい
男性は人付き合いは苦手な人が多いです。

 だから、男性にとって生きるのがつらい
そんな事を考える今日この頃です。
tamayama3tamayama3
2019年6月16日 18:53
サブリナの鼻さん

『大都会』超有名曲なのでもちろん知ってますよー。
田中氏のハイトーンボイスは気持ちいいの極みですよね。
ただ、こうして映像でみるとメインボーカル2人のモジャ頭と
黒シャツのネクタイさばきに目が釘付けっつうか。
昭和ですからね笑

『大都会』のようにド頭からハイトーンをぶちかますのも
気持ちいいのですが、
『愛をとりもどせ!!』の真打ち登場みたいなのもたまりませーん。

↓コチラ
https://youtu.be/HHAR5o_M8PA?list=RDHHAR5o_M8PA
sabrina_no_hanasabrina_no_hana
2019年6月16日 12:37
お邪魔します!
玉山さん、いいですね。ちあきなおみさん!
しかも夜へ急ぐ人。もちろん好きです。
敬愛する友川カズキさんが作られた曲なわけですが
確か歌番組でちあきなおみさんが夜へ急ぐ人を披露した際に
司会者が「不気味な歌ですね〜」と一言。
まあその通りではあるが、今では考えられない失言だな!と
思ったりもします笑
おいでおいで!で本当に向こう側に引きずり込まれそうになります…

そして僕の紹介したい昭和の曲ですが
https://youtu.be/ADgZsoSzDp0
クリスタルキングの大都会です。
あまりに有名だとは思いますが
初めて聴いた時の衝撃たるや…
特に、やはり、モジャモジャ頭の田中昌之氏のハイトーンボイス
決して耳に突き刺さるような不快な高音ではなく
聞き心地がよく、優しく、しかし力強い高音。
いつまでも聞いていたい。
tamayama3tamayama3
2019年6月15日 18:16
ご紹介1曲目は迷わずコチラ。
↓ ちあきなおみ『夜へ急ぐ人』まずはご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=zCBV9IcSxIk

ちあきなおみさんの 1977年の作品で
作詞/作曲は当時無名の友川かずきさん
(サブリナの鼻さんのプロフに名前があり、おお!となりました)

凄まじいでしょ、コレ。
この作品から昭和沼に引きずり込まれたと言っても過言ではない。

タイトルにある「夜」とは
「あたしの心の深い闇」を指しているわけですが、オドロオドロしさたるや秀逸すぎやしませんか。

かんかん照りの昼は怖い
正体あらわす夜も怖い

↑“かんかん照り”が攻撃的なワードになる凄み

おいでおいで
おいでよする人 あんた誰

↑ もはやホラーです笑

途中セリフも絡め、ちあきなおみという才能をこれでもかと見せつけた傑作。
昭和はちあきなおみさんを持て余したんじゃなーい?
演歌なんか歌わせたりしてさ。

「ジャニスに曲を書いている気分」で創作したらしい友川さん、グッジョブ。

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