あなたの胸郭のどこかに
きっと今も僕がいて
鼓動の揺り籠で眠ってる
嗚呼 月には顔があったのね
夜は皮肉に勇ましく
どんな思い出も饒舌にはしない
弓を引くように出逢ったのは
硝子の街角の誘蛾灯
笑っていた
涙の出ない人の泣き方をしていた
春はレコードのように擦り切れる
この優しい感情を
あなたに気付かされたかった
嗚呼 飛ぶには翅が折れている
夜は健気に逃げていく
どんな救い方も間に合わない
煙草は有害のわりに
まだ微笑みのようにくゆる
きっと今も僕がいて
鼓動の揺り籠で眠ってる
嗚呼 月には顔があったのね
夜は皮肉に勇ましく
どんな思い出も饒舌にはしない
弓を引くように出逢ったのは
硝子の街角の誘蛾灯
笑っていた
涙の出ない人の泣き方をしていた
春はレコードのように擦り切れる
この優しい感情を
あなたに気付かされたかった
嗚呼 飛ぶには翅が折れている
夜は健気に逃げていく
どんな救い方も間に合わない
煙草は有害のわりに
まだ微笑みのようにくゆる
3 Comments
2021/02/11
言葉の力ですね
ありがとうございました
自分もまた頑張って書きます
2021/02/11
し という漢字初めて知りました
鳥や虫の羽なんですね
すごく普段から読書されてるんだろうなあ
若いのにご立派です
2021/03/21
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