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誰かが落としたお釣りを拾ってあげるとか、ほんの少し意識してやるだけで一年で人生が変わるとバーのマスターが言っていて、傷つくことになっても優しくしたいと思う自分を躊躇わなくていいんだと感じました。バーは人生哲学の拠り所。
退会済み 投稿 - 2018/02/14 更新 - 2018/02/14 0 Comments 317 Views
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「恐れることは何もない」なんて
この世で一番無責任な妄言で
好きなものにしか好きと言えないの

刻む秒針の音
夕立に負けた蒲公英
まるで生き急いでいるかのよう
ちょっと傷みやすい日もあるけど

無謀の空に飛び出して行こう
迷いも不安も拭えない私のままで
誰かが怖れに震える時に
同じ胸の温度で抱けるように



「叶わぬことは何もない」なんて
この世で一番不親切な甘言で
素直に頷けず俯くだけの日々
嫌いなことに嫌いと言いたいの

携帯電話の着信
迫る地下鉄の車輪
まるで責め立てられるかのよう
耳を塞ぎたくなる日もあるけど

無謀の雨に駆け出して行こう
火傷も涙も捨てられない私のままで
誰かが傷付き沈んだ時に
同じ冷たさに伏せて泣けるように



愛の処方もされずどんな夜を越えた?
涙はどうにも止められないけれど
やがて来る明日の自分と待ち合わせしよう



無謀の空に飛び出して行こう
意味のある足取りで進む道なら
赤信号に立ち竦んでも

無謀の空に飛び出して行こう
心も体も厭えない私のままで
誰もが目を覆い見限る時でも
同じ夜を手繋ぎ超えられるように

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