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二次元のキャラソン風味。メロディはALI PROJECTの『青嵐血風録』。
jikumaru_asano 投稿 - 2014/03/13 更新 - 2014/03/13 0 Comments 424 Views
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鬼の背を追う
奇異な鬼事(おにごと)
地獄の果てまでも
変わることなき 隔たりさえも
狂おしくも愛おしい

裾に触れることさえも
夢の夢とひれ伏して
されど大和撫子に
なれはしない熱情

笑顔(かめん)で飾り心に化粧
誰彼知らぬ道化の素顔
戦場を舞う最中(さなか)でさえも
垣間見させぬこの胸中

呼吸と等しく
さえずる偽りを
美化する気は端から持たぬ
貴男の背に近いこの場所だけ
たった一つの私の死に場所

鬼の手の鳴る
修羅の果てまで
正気を捨ててでも
阻むことなど 誰もできない
二人を死が別つまで

愛されるが悦びと
歌い諭す誰彼も
されど慕い信じるが
この上なき幸福

理解し合えぬ運命(さだめ)なのでしょう
そびえる壁は“男と女”
酌婦を真似て熱に触れても
貴男のお傍には立てぬ

影に等しく
音無く立ち続け
時折肩越しから見やる
その目に穏やかに微笑むだけ
幾度孤独に溺れて泣こうと

終わりの見えぬ
奇異な鬼事
地獄まで追えども
変わることない 隔たりにもう
絶望することはない

地上招く平穏が
腕を広げ迎えても
制止の根を踏み越えて
泥を啜り逝くだろう

鬼の背を追う
奇異な鬼事(おにごと)
地獄の果てまでも
変わることなき 隔たりさえも
狂おしくも愛おしい

鬼の手の鳴る
修羅の果てまで
正気を捨ててでも
阻むことなど 誰もできない
二人を死が別つまで

裾に触れることさえも
夢の夢とひれ伏して
されど大和撫子に
なれはしない熱情

制止の根を踏み越えて
泥を啜り逝くだろう
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