りんごの歌を書きたかったのと前回ホラーちっくなのを書きたかったのか混同した感じになってしまったようです。
Loading.白い花びらが舞う
わたくしの身体が踊る
五月の雨の日でした
別れは突然なのでした
白い貴方の頬を撫でて
わたくしは泣き笑いました
行かないで いかないで
側に居てくださいますか？
五月に咲いた花は見ていた
わたくしをただただ見ていた
誰も見てはいけなかった
わたくしの秘密の所業を
白い花を一輪手折り
そっと貴方の手に握らせます
わたくしの気持ちを花言葉に
「選ばれた恋」はひとつだけだと
白い貴方の服を眺め
わたくしは泣き笑いました
染まってゆく 染まってゆく
果実の様な色に染まるわ
白い花はやがて実を作り
赤く丸い果実を作ります
果実だけは知ってしまった
わたくしの本当の罪を
赤い果実をひとつ摘んで
そっと貴方の墓に添えます
わたくしの願いはひとつ
貴方をずっと我がものにする事
林檎の木は寂しげに立ち
何を思い花を付けゆくのだろう
女と男の行く末を見つめただ
「選ばれた恋」を見つめる
わたくしの身体が踊る
五月の雨の日でした
別れは突然なのでした
白い貴方の頬を撫でて
わたくしは泣き笑いました
行かないで いかないで
側に居てくださいますか？
五月に咲いた花は見ていた
わたくしをただただ見ていた
誰も見てはいけなかった
わたくしの秘密の所業を
白い花を一輪手折り
そっと貴方の手に握らせます
わたくしの気持ちを花言葉に
「選ばれた恋」はひとつだけだと
白い貴方の服を眺め
わたくしは泣き笑いました
染まってゆく 染まってゆく
果実の様な色に染まるわ
白い花はやがて実を作り
赤く丸い果実を作ります
果実だけは知ってしまった
わたくしの本当の罪を
赤い果実をひとつ摘んで
そっと貴方の墓に添えます
わたくしの願いはひとつ
貴方をずっと我がものにする事
林檎の木は寂しげに立ち
何を思い花を付けゆくのだろう
女と男の行く末を見つめただ
「選ばれた恋」を見つめる
4 Comments
2014/03/09
和風の軸からのズレもなく、言葉遣いもさることながら
世界観の静寂の一時の描写が上手いなーと思います。
内容はとても儚く哀しいものでしたが、
すごく秀逸だったのではないかと思います。
2014/03/09
まず、タイトルに惹かれました。
「五月に咲いた花」どことなく懐かしく、すごく可憐で、綺麗なタイトル。
そして言葉遣いが美しいなと思いました。
なかなか言葉遣いを考えながら文章を組み立てていくって難しいですよね。
これからも参考にさせていただきたいです。
2014/03/11
うわわ、そんな、自分には勿体無いお言葉の数々ありがとうございます！
和風感、伝わっていたのなら幸いです。
意識はしつつ、そこまでThe和風！みたいにしなかったので和風テイストになったか心配だったのですが…。
いつも、コメントやgoodありがとうございます！
2014/03/11
タイトルに惹かれて来て下さった、のでしょうか？
だとしたらとても嬉しいです。
自分はタイトルが一番苦手で一番苦労するので、本当、そこが自然になっていたのであれば、本当に救いです。
また、数々のお褒めのお言葉ありがとうございます！
自分に勿体無いお言葉ばかりで、本当に申し訳なくなるぐらいなのですが…、そう言って頂けてとても嬉しいです。
今回は本当にコメント、goodありがとうございます！