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takashi 投稿 - 2014/03/08 更新 - 2014/03/08 0 Comments 511 Views
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珍しいこともない毎日に
時間が流れるのを ずっと待っていた
待ってることなんて 一つもないのに
砂が落ちきるのを ずっと待っていた

憧れていた物があったこと
身振り手振りで 真似ていたこと
両手で歳を数えきれなくなったと
嬉しく思っていた 君のことだよ

簡単に手を振り払われても
離れずに傍にいようと
泣いた顔 不格好でも
しがみついて 喰らいついて

見た目なんてどうでもいいのさ
いつだって君は そう言って笑うのさ
明日 死ぬかもしれない僕には
できることなんて一つもないって
ごまかして 帰路について


流れる夕方の風の匂いに
懐かしさを感じて 君を待ってみた
触れられない形を持った君の
両手はいつだって 土で汚れていた

届かないと知って投げ出すことを
賢さと間違えてたと
泣いた顔 不格好に
伝えたいよ 伝えてみたいよ

真っ暗で全部 怖くなってきたら
目印の星座を 星をなぞってつくるのさ
明日 死ぬかもしれない僕なら
やれることなんていくつもあるのさ
怖いのが人間らしささ


出会ったものをそのままに
大声で唄えるように
そんな綺麗さを僕も欲しいよ
そんな綺麗さを君に見せたいよ
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