新規登録 ログイン
「決戦前夜の女兵士」という設定と曲から書き始めた歌詞でしたが、ボツになったもの。
yuyun 投稿 - 2013/05/23 更新 - 2013/05/23 0 Comments 458 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
疼く傷跡を 撫でる唇が
誘い込む夜の 片隅で

密やかに 触れ交わす熱が いま
危うげな 静寂のなかで 求めては
絡み付く 濡れた目で

縛られるこの身体に 深く刻んで
いつまでも肌に残る赤い花を
逸[はや]る鼓動 乾く喉に分け与えて あなたを


繰り返すキスを ねだる指先で
明日[あす]は銃声(メロディ)を 奏でるの

息衝いた 甘い感情も すぐ
ありふれた 戦場(にちじょう)のなかに 引き摺られ
紛れ込み 消えていく

縛られるこの身体を 早く奪って
何もかも忘れさせる強い腕で
かすむ意識 離れないで放さないで わたしを



許される夢を見ては 顔を隠して
傷ついたこの心に嘘を吐いた
全て終わり 辿り着いたその場所には あなたが……


縛られるこの身体を 深く愛して
叶わない約束でも覚えていて
揺らぐ視界 永遠だと信じさせて 今だけ…… 
タグ :
[ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録