小熊は叫んだ
パンダになりたいと
白黒のペンキで
体を覆った
体にできてた
無数の刺され跡
そこに染みるように
色は消えていった
パンダは頼んだ
小熊になりたいと
白黒の衣装を
無理やり破った
初めて感じた
無数の刺され跡
それでも生きてる
痛みに泣いた
ララ アラカルト
小熊は笑った
怠惰の続く生活に
パンダは泣いた
痛みの続く生活に
パンダは笑った
自由に囲まれる生活に
小熊は泣いた
檻に囲まれる生活に
ララ アラカルト
「僕は僕が良かったな」
ララ アラカルト
そう呟いて 夢から覚めた
パンダになりたいと
白黒のペンキで
体を覆った
体にできてた
無数の刺され跡
そこに染みるように
色は消えていった
パンダは頼んだ
小熊になりたいと
白黒の衣装を
無理やり破った
初めて感じた
無数の刺され跡
それでも生きてる
痛みに泣いた
ララ アラカルト
小熊は笑った
怠惰の続く生活に
パンダは泣いた
痛みの続く生活に
パンダは笑った
自由に囲まれる生活に
小熊は泣いた
檻に囲まれる生活に
ララ アラカルト
「僕は僕が良かったな」
ララ アラカルト
そう呟いて 夢から覚めた
3 Comments
2013/02/20
小熊にもパンダにも
生活していくうえで
いいところと悪いところがあるんですね。
最後の連にある「僕は僕が良かったな」
この言葉が、とても胸にきました。
2013/02/20
いつだって思っているものですよね。
ただなりたい「誰か」でさえも「誰か」になりたいと
かんじていて、それぞれ痛みと戦っているもの。
この詩はパンダが小熊に、
小熊がパンダになった夢を見て、それに気づいて
最後には
「僕は僕がよかった」
と感じれるようになったというストーリーなんじゃないかと
思いました。
夢から冷めたあとは、誰かになりたいという思いは
消えたんでしょうかね…
2013/02/27
なんか、すっごい良い!って素直に思えました!
やっぱり、自分が自分でよかったんだなって。
ありがとうございます!