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曲はありません、動画もありません
退会済み 投稿 - 2013/01/19 更新 - 2013/01/21 2 Comments 386 Views
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kazumi_yuu
恨む程に咎はなくて無理もなくて薄い
誰もが御多忙を繰り合わせの生(せい)さ

機会だけは無きにしもで試すから疲れて
冷や水な希望が日をおき痛むのさ

切実な目で
馴れ合ってく
臆病な自尊が
ディテールにだけ
冴えを見せる

使う程に舌は乾き替えもなくて回す
我(われ)もの御徒労で間に合わせてペイさ

理解だけで済し崩せば懐(なつ)かれて余して
冷やかしな社交が火を見て縛るのさ

堅実な手で
戯(ざ)れ合ってる
即応のビジョンが
リテールに負け
吠えに賭ける

迷える羊は自明のプレイ 出口ありきの暇つぶし

すがる程にベタは疼き是非もなく曝して
露悪な吐瀉物も一度限り芸さ

和解だけが名(な)の実(じつ)でも刃こぼれは痛くて
ブラフな宝刀の維持費が嵩むのさ

現実撫でて
硬い軟(やわ)い
全盲の四感(しかん)が
スケールに長(た)け
利便を増(ま)す

黒塗(くろぬり)羊の自負が邪魔する 見えた出口が使えない

悩める羊の自大な迂回 出口担保の迷い道

2 Comments

kazumi_yuukazumi_yuu
2013/01/20
こんばんわ、和海です。世の中の若者たちへ、迷ってるふりして出口なんて本当は解ってるんでしょ?という皮肉めいたメッセージを感じました。言葉の冷たい手触りだったりが非常に僕の好みです。対比になっているサビの部分が特に好きですね。
退会済み
2013/01/21
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コメントありがとうございます。

世の中の若者たちへの皮肉なメッセージというのは、作者の意図としてはあたっているところもあり、そうでないところもあり、といった感じです。この歌詞の語り手には30歳前後のサラリーマンを想定しています。何か違う、とか、本当の自分はこんなんじゃない、とか、今ならまだ別の道が、とか思っている30歳前後の男性を想定しています。年齢的には若者と言えば言えるし、違うと言えば違うといったところでしょうか。

迷路って、実際の建造物として実在してたとしたら、わざわざ中に入って迷ったりしないで、構造物の外壁の周りを歩いて行けばゴール付近に確実にたどりつけそうなのが多いですよね。でもあえて入って迷うんですよね。だってそうしないとゲームとして成立しなくて遊びにならなくてつまんないから。

人生もそんな感じかなぁと思います。
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