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今日か明日には雪がふるそうです
kikuitadaki 投稿 - 2012/11/15 更新 - 2012/11/19 2 Comments 410 Views
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mana

緩い傾斜の坂道を 二月の風と下ってく
しらける町並み 窮屈な音 横断歩道を渡る

少し向こうに海が見える 風とはここでお別れ
道を遮る 窮屈な音 踏切の前

いつかここへ 二人で来て
海を見ながら お喋りした

今 この踏切の向こう きっと君はいるだろう
電車が通り過ぎれば そこに君はいるだろう


潮風にとける陽だまりを 一生懸命探す
マフラーは気休め 両手はポッケ 耳の裏が冷たい

そんなことを 笑いながら
君を見ながら 喋っていた

今 この踏切の向こう もしも君がいるのなら
電車が通り過ぎたら そんなことを喋ろう


この音を隔てて
君は海を背にして
何か叫んでいた
多分聞こえてた
でも聞かなかった
音が消える前に
僕は海を背にした


今日もまた ここへ来て
踏切の前 立ちすくんでる


今 この踏切の向こう もしも君がいるのなら
電車が通り過ぎたら どんなことを

今 この踏切の向こう きっと君はいるだろう
電車が通り過ぎれば そこに君はいるだろう


そこに君はいるんだろう


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2 Comments

manamana
2012/11/16
こんばんは。
情景が目に浮かぶような詞ですね。
「踏切」をはさんで「君」の存在が
表現されていて、うまいな、と思いました。
kikuitadakikikuitadaki
2012/11/19
manaさん
コメありがとです~
少し解りづらいかなと思いましたが、
汲み取っていただけて嬉しいです。
ありがとうございます!
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