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[若干修正]季節はずれの冬の歌でございます
yaki 投稿 - 2010/08/12 更新 - 2011/09/10 0 Comments 415 Views
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冬の衣に包まれ 独り哀しく踊る
瀬戸際の情緒が不安定 囲炉裏の空気に染まる
伝う事は少ないが 得る事もまたしかり
地平線の果てに居る 不確定要素に挨拶

全部が全部 イコールじゃないし 静まらぬ もう…

次第に解ける積雪 街並みは元通りに
形ある者の最期に 残るバケツが愛おしい
“触れる”禁じ手に罰を 冷凍保存に挙手を
抱え込む両の手の平 滴る雫が痛い

不得手があり 得手も赴いて
融けないのは 涙

哀悼した人々は 細切れ 身に染みる孤独
流れて消えてく 粗雑な身が 途切れないように
謹んで泣いて…!!

顔の位置一つ知らぬ 通行人が渡る橋
「雪解けの景色は綺麗、心豊かにする」など
平静を装うのなら 耳に届かない場所で
見慣れた筈の地面が 濡れ衣を着せられる

一粒だけ残る 夢心地
巡る空は 曇り

定説により除雪 集めて 固めて融かすの?
無いもの、と決め付け 壊れた身が 再建しない…
拭ってもない…!!


駆け寄る子は 呆然として
小さい手で 創る!!

――哀悼した人々は 細切れ 身に染みる孤独
流れて消えてく 粗雑な身が 途切れないように…
――定説により除雪 集めて 固めて融かすの?
無いもの、と決め付け 壊れた身が 再建しない…
謹んで泣いて…!! 拭って欲しい…!!
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