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久しぶりに書きました
kei2123 投稿 - 2011/10/29 更新 - 2011/11/06 0 Comments 420 Views
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「外した」と解るその指に 口づけて吐息漏らす
深く残る痕にそっと噛み付いて 刻み込む「わたし」

愛の無い腕に抱かれたまま 口を衝くのは不確かな嘘

胸に秘めた想い 感情に従えば終わる
面倒避けた都合良い女 それが許された場所
知らない香りも いつからか同じものになって
一瞬でもいい 間違いでもいい 誰の名前でもいいから
あなたの愛に触れてみたい・・・

落とされた灯りに 想い込めた嘘 本当は涙・・・

心の痛みの震えは 快楽のそれと見誤らせる

背を向けてみても 振り返ることもなく去って
残されたまま唇を噛み いつも思う「サヨナラ」
微睡みに絡む あなたの余韻が消えなくて
静寂の夜 誤魔化すように ひとつだけ優越感を
刻んだ痕は誰も知らない・・・

胸に秘めた想い 感情に従えば終わる
面倒避けた都合良い女 それが許された場所
紛らわすように 誰かの腕に抱かれてみても
渇いた心 満たされぬまま 汚れていく私は・・・

指の痕のように いなければ輝きもなくて
自己解決で崩れ堕ちてく 昨日までの感情
気まぐれでもいい・・・振り返らなくてもいいから・・・
無いもの強請・・・もうしないから・・・愛なんていらないから・・・
きっと私は・・・指輪の痕・・・
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