玄関先の夏の花が強く香っている
開襟シャツが風をはらむ
背中をつたうひとしずく
瞳を染めてしまいそうに青い空が広がってる
この夏も全てが色づくよ
僕以外の全てが
僕達はまだコドモだから
幸せの重さ信じている
値しないのがはしゃいでると
許すことができなくなる
僕達はまだコドモだから
幸せに資格もとめている
少しでも資格があったなら
僕も無い者を罰しただろう
さようなら世界
もしもそれがかなうのなら
せめて僕の消えた分だけキミが色づくように
ふたの割られた下駄箱からゴミと上履き取り出して
気付かれぬよう廊下を抜け
東階段を昇った
屋上からの街に光る青葉と車の窓
この夏も全てがきらめくよ
僕以外の全てが
殴り返せない僕はキタナイ
うす笑いつくる僕はイヤシイ
命には価値がなくちゃだめだ
命には意味が要るんだ
価値がなきゃ命に似合わない
意味がなきゃ命とつりあわない
僕である以上ここに要らない
僕は僕どまり 消えるしかない
さようなら世界
もしもそれがかなうのなら
せめて僕の消えた分だけキミがきらめくように
僕達はまだコドモだから
幸せの重さ信じている
値しないのがはしゃいでると
許すことができなくなる
僕達はまだコドモだから
幸せに資格もとめている
少しでも資格があったなら
僕も無い者を罰しただろう
さようなら世界
もしもそれがかなうのなら
せめて僕の消えた分だけキミが広がるように
夏は一番好きだった季節
世界はこんなにきれいだ
開襟シャツが風をはらむ
背中をつたうひとしずく
瞳を染めてしまいそうに青い空が広がってる
この夏も全てが色づくよ
僕以外の全てが
僕達はまだコドモだから
幸せの重さ信じている
値しないのがはしゃいでると
許すことができなくなる
僕達はまだコドモだから
幸せに資格もとめている
少しでも資格があったなら
僕も無い者を罰しただろう
さようなら世界
もしもそれがかなうのなら
せめて僕の消えた分だけキミが色づくように
ふたの割られた下駄箱からゴミと上履き取り出して
気付かれぬよう廊下を抜け
東階段を昇った
屋上からの街に光る青葉と車の窓
この夏も全てがきらめくよ
僕以外の全てが
殴り返せない僕はキタナイ
うす笑いつくる僕はイヤシイ
命には価値がなくちゃだめだ
命には意味が要るんだ
価値がなきゃ命に似合わない
意味がなきゃ命とつりあわない
僕である以上ここに要らない
僕は僕どまり 消えるしかない
さようなら世界
もしもそれがかなうのなら
せめて僕の消えた分だけキミがきらめくように
僕達はまだコドモだから
幸せの重さ信じている
値しないのがはしゃいでると
許すことができなくなる
僕達はまだコドモだから
幸せに資格もとめている
少しでも資格があったなら
僕も無い者を罰しただろう
さようなら世界
もしもそれがかなうのなら
せめて僕の消えた分だけキミが広がるように
夏は一番好きだった季節
世界はこんなにきれいだ
2 Comments
2011/10/23
主人公の気持ちも理解でけるけど、やっぱり諭す方に回るかなぁ・・多かれ少なかれ人生で積み重ねてしまう真実ですよね。
・・曲の朴訥とした感じとも合ってますね。
2011/10/23
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懐かしい匂いがするのは、書いてる時点で既に作者である私にとっても懐かしい題材であったからかもしれません。主人公は中学生の想定、作品がある程度まとまった形になったのは私が40歳前後の時だったと記憶してます。
現実にこういう状況にある人を目の前にしたら私もやっぱり諭すだろうなぁと思いますが、作品としては、現実世界に生きている、死にたくても死ねない多くの似たような境涯の人に向けて、作品の中できちんと死んでいく主人公を描くことで代替満足を与えるという狙いもあります。
歌詞はどちらかというと陰気な内容なのですが、曲調は朴訥でのんびりしたものにした方がバランス的に良いかなぁと思ってこんな感じにしてみました。当初のイメージは須山公美子のピアノ弾き語り風です。須山久美子がこんなでたらめな伴奏をつける訳はありませんが(笑)。