新規登録 ログイン
Crow's color: Lyric by nao
nao_hoshino 投稿 - 2011/08/11 更新 - 2011/11/20 4 Comments 497 Views
good投票
hamazi
広大な空をポケットに忍ばせて
僕は君に逢いに行きたい

鳥達の気紛れ
摩天楼の背比べ
あの空が
何もかも包み込むように

涙は雨粒になって僕を
洗い流して大人にしてしまう
胸に重ねた青写真が時を知り
七つ色の放物線を描いて
空高く霞んでゆくよ

飛ぶんだ
青いカラスになって
過去の痛みは虹をつたう



空の無限さを知らないままなら
僕はまだ虚無な黒鳥

希望に焦がれ
自分を放てたら
あの空が
灰色の幕を開けていくのに

空に雲のパッチワーク
僕にしか繋ぎ合わせられない
胸が解れても もう痛くないだろ?
真夜中の太陽が嘘つきでも
君とあの空に誓うよ



忙しい毎日が空を塞いでいたとしても、明日は晴れるといいな
青いカラスになって、あの空を飛びたい



空は悠久のみちしるべ
果てしなさに思いを馳せれば
胸に刻むべきものを思い知るんだ
昼間の月が見えなくとも
君とこの空に誓うよ

飛ぶんだ
青いカラスになって
僕は君に逢いに行きたい



タグ :
[ 編集 ]

4 Comments

hamazihamazi
2011/08/11
どうも、はまじです。
比喩の使い方がうまく、詞のまとまりが良いと思いました。
GOOD押します。
nao_hoshinonao_hoshino
2011/08/12
はまじさん、はじめまして。
比喩表現は世界観を盛り込む上で特に意識しています。
内容をブレさせず、全体的に意味合いを通して
書くのはとても難しいですよね。
評価、コメントありがとうございました。
python357python357
2011/08/14
こんにち!!夢芽です。

IDから、知り合いかな?と思ってきてみましたが違ったわ;ふふ♪

私のコメントは、アドバイスではなく感想になってしまいますが赦してくださいね

で。はまssiの仰るとおり表現が素敵だわ。特に私に衝撃的かつ、思いつかなかったのが

>過去の痛みは虹をつたう

なんていうのかこれ1句でほぼ全体を見渡せるような感を受けました。

“カラス”を撰んだ理由というか、ツバメじゃダメだったのか判らなかったので、伺わせていただいてもいいかしら…
nao_hoshinonao_hoshino
2011/08/15
夢芽さん、はじめまして。
コメントありがとうございます。
内容に関するご感想はとても励みになります。
Gunjo Lyricsにコメントくださる皆様は、知り合い問わず
作詞に対して真剣に向き合って、思いを述べてくださる方ばかりで感無量です。

さて、例えば何故ツバメじゃダメだったのか。
世間一般では嫌われ者のカラスと、黒色のイメージを
人生に置き換えて反映してみたかったからです。
人生観と違って、実際の人生ってきっと100%キレイじゃないですよね。

前向きな想いには、過去の苦い経験や失敗とか、
人には視えない、自分だけの意識を踏み台にしてるところがあると思います。
そこを意識する事で、比喩的な詩の中でも現実感を表現してみたい。
そこでカラスだったんです。

青い空に青いカラス・・・だけど、美しい青に染めてみてもカラスなんです。
例えばツバメになりたくとも、カラスである自分がどこまで変われるか、
自分の人生の中で暗中模索しているさまを、この作詞に込めています。

説明長くてすみません(汗)
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録