秘密の中の二人でいれること
赤い林檎を夕陽で隠すこと
熱い素肌を隠せはするけれど
夜の明りが僕らをはじき出す
向かう宛などどこにもないけれど
途方に暮れることなく歩いてく
まるで光に群がる虫のよう
とあるネオンに二人は誘われる
愛し合うのさ 初恋ぶって
夢見るような 二度目の春に
時化たグラスに氷を落とし込み
琥珀色した霞を注ぎ込む
きつい香りも煽ればたちまちに
二人の息を一つに見せかける
広いベッドで素肌を見つめれば
他の男の匂いが邪魔になる
分かりきってた気配のはずなのに
不意に時計の音色が耳をつく
愛し合うのさ 張り子のように
忘れるように 二度目の春で
語りあうには夜明けは遠すぎて
窓の向こうを見つめる暇を知る
空のグラスは今ではむごいだけ
ただの一夜ももたない夢の不義
安い愛ではないのと云うけれど
高い愛など出会えるもんじゃなし
いくらあんたが可愛い女でも
愛しい熱は僕から離れてく
愛し合ったら それだけだから
もう終ろうか 二度目の春を
赤い林檎を夕陽で隠すこと
熱い素肌を隠せはするけれど
夜の明りが僕らをはじき出す
向かう宛などどこにもないけれど
途方に暮れることなく歩いてく
まるで光に群がる虫のよう
とあるネオンに二人は誘われる
愛し合うのさ 初恋ぶって
夢見るような 二度目の春に
時化たグラスに氷を落とし込み
琥珀色した霞を注ぎ込む
きつい香りも煽ればたちまちに
二人の息を一つに見せかける
広いベッドで素肌を見つめれば
他の男の匂いが邪魔になる
分かりきってた気配のはずなのに
不意に時計の音色が耳をつく
愛し合うのさ 張り子のように
忘れるように 二度目の春で
語りあうには夜明けは遠すぎて
窓の向こうを見つめる暇を知る
空のグラスは今ではむごいだけ
ただの一夜ももたない夢の不義
安い愛ではないのと云うけれど
高い愛など出会えるもんじゃなし
いくらあんたが可愛い女でも
愛しい熱は僕から離れてく
愛し合ったら それだけだから
もう終ろうか 二度目の春を
3 Comments
2011/08/11
勉強になりますね。雰囲気というaboutなところがまず、素晴らしい。だいぶ推敲されているのか、雰囲気のことを考えて上で作っているのか…
GOOD押します。
2011/08/11
不倫を描くと、強烈すぎてついていけないって思う詞もあるんですけど、
この詞は、ドロドロしすぎず、キレイになりすぎず、ほどよい感じがいいですね。
hamaziさんもおっしゃってますけど、雰囲気の良さが出てると思いました。
2011/08/12
こんばんは。コメントありがとうございます。
一定の雰囲気は醸し出せていたようでホッとしました。
近しいワードを折り重ねれば、
それなりに雰囲気が出せるということが分かりましたなぁw
んん、推敲は、基本的にどの作品も3回程度はしますが、
今回は一度目を通したくらいで、手直しも一か所くらいでしたなぁ。
『霞』というワードのところがまるでしっくりきませんで、
とりあえず『霞』にしておきましたがw
Sak.さん
こんばんは。コメントありがとうございます。
そうですね、不倫をテーマにすると、
むごたらしい愛憎劇を書いてコントラストをだしたものになりますよねw
今回はむごたらしさを書きたかったわけではありませんので、
内容もさほどつっこんだものは表現せずに、
意図せずも軽めの適度なものが出来たかと思います。