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坂を登る=人生を歩むということで表現してます。コメントなどお待ちしてます!!
321hiroshi 投稿 - 2011/05/27 更新 - 2014/12/18 2 Comments 309 Views
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ゆらゆらと揺れている影法師の涙
叱られた 子供のころの僕
立ち止まって 振り返れば 笑顔見せる母が
そっと僕を包む

きらきらと光る星は なんだか寂しくて
まるで僕の涙みたいに
暮れゆく街 家路急ぎ
母はやさしい歌を歌った

星の降る坂 母と歩く 月灯りを浴びて
涙ふきながら 家に帰る 僕を待つ家へと

小さな手をとって 坂を登った
この僕に寄せた愛
その愛に僕は 何でこたえることできたでしょうか


幼い日は あなたのこと何も知らないで
気が付けば 時だけが過ぎて
いつの間にか 僕はひとり この坂を登る
あの遠い日のように

忘れていたものが 胸に広がる
あたたかなあなたの愛
そのぬくもりを抱いて 今ひとり坂を登っています

そっと手を握って 坂を登った
この僕にくれた愛
その愛にいったい何でかえしてきたでしょうか


小さな石段は 今日も子供を 母親が迎えにいく
時が消え 時が紡ぐ
ありがとう あなたの愛
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2 Comments

kikuitadakikikuitadaki
2011/05/30
お久しぶりです。キクイタダキです。
落ち着いた描写が切なさを増していますね。

前半部分は「母」と、後半部分から「あなた」に変わっているのはあえてでしょうか。
時間の経過が感じられて、もし狙っているなら上手いなぁと思います。

お母さんのご冥福をお祈りします。。
人を思う気持ちを大切にしていきましょう。
321hiroshi321hiroshi
2011/05/31

>キクイタダキさん

お久しぶりです!
ご指摘の部分は狙ってるわけではないですが、1番を母との思い出、2番を今現在の想いを現してるので、結果的には僥倖ということですね^^w

丁寧なコメントありがとうございます。
出来ればこれからの人、それも家族には、想いを大切にしていきたいと思います。
それでは!!
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