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失くして初めて気付くことは
27j006 投稿 - 2011/05/04 更新 - 2011/11/20 2 Comments 441 Views
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貴方の方へ届くように
精一杯手を伸ばしてみれど
僅か数センチの隔たりが
僕を不自由にさせる

自分では懸命にしてるつもり
でも周りはそれを認めてはくれない
「もしもいなくなったら」
そんな事考えもしない

もっと世間と向き合って
あるがままでいたいと念えど
僅か数センチの空白が
寂寥感を宿らせる

「夢は大きくもちすぎると叶わない」と言われ
自分に正直であれと諭すが
その言葉に囚われた

儚く散った命のように
失くして初めて気付くことは
その魂が何時でも僕を
必要としてくれてた事


アスファルトから放たれる
目には見えない炎が
思いがけないふとした場面での
原動力になっていた

鏡の自分で毎日を過ごすのは
もう止めにしようと決めた
その名残か少し心が軽くなって
無邪気さが頬を撫でた

何度も巡る人生ならば
貴方の指図に従うけれど
たった一回きりしかないから
自分の好きな道を選ばせて


何度も巡る人生ならば
貴方の指図に従うけれど
たった一度しかないんだから
僕の好きなように歩ませて

儚く散った命のように
失くして初めて気付くことは
その魂がいつまでも僕を
必要としてくれる事


嘆いたり苦悩してきた日々は
微笑みに繋がるから
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2 Comments

SakSak
2011/05/06
こんにちは。

「わずか数センチ」のところのフレーズがいいなぁ。と思いました。
何となく感じる壁や距離感に敏感になる気持ち分かりますね。。。

あと、失ってからしか気付けないのは本当に悔しいですけど、
だからこそそれを無駄にしたくない。と思えるようになれたらいいな。と思っています。

27j00627j006
2011/05/06
Sakさんこんばんは。

コメントありがとうございます^^

思い入れの強い詩です。

うまくいかない毎日に、投げやりになって、自分がもし死んだら誰が悲しんでくれるんだろう。。。
って考えてたら浮かんだ詩です。

最後の二行にその答えが書かれています。

たった2,3センチの隔たりでも、壊せない壁があって。。。
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