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先に行ったやつに聞かせたい残された側の声。先に行ったやつだってわかってる。そんな物語です。
hana_hiro612085 投稿 - 2週間と5日前 更新 - 2週間と5日前 1 Comments 0 Views
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僕ら別々の生き物だ
たまたま同じニンゲンってだけだ
だから今日くらいは言ってくれよ
笑いながら『それじゃお先に行ってらっしゃい』
お願いだ
笑顔のまま見送ってくれ


嗚呼本当はもっと幸せで
まるで違う明るさで
人から愛されてみたかった

嗚呼全てにおいて赤点な人生だ
器用に生きてみたかった
キャパが違う価値観が違う全てにおいて違いまくる
間違いだらけの存在で

それでも思ったさ『もう少し生きてみようかな』
変わる未来を期待して
そして絶望を知ったもうどうでもいいさ

生きれない生きたくないとかじゃない
生きてちゃダメなこんな僕だから
それじゃ仲間を集って語ろうぜ
語りながらいつか寝てしまおう
それじゃもう行くよ
この世界に少しの未練も滲ませてみながら
「行ってくるよ」


会ったこともない君と僕だ
それでも続いた8760時間
いつも話す
とかじゃなくてたまに繋がる曖昧な距離で
「いつか会おう」なんて言い合いながら
僕は楽しさを感じてたんだ

君の心に目も向けないでさ

生きろ生きていて欲しいなんて
酷なことは言いたくはないが
やっぱり伝えたい一言は 
「頼むお願いだ生きていて欲しい」
たった数回30数時間
その時の君はいつもカッコよく
ハリのある声でいつも言うんだ
「もうここにいちゃいけない生きていちゃいけない」


僕は君を知らない君は僕を知らない
それでも話す時間が楽しくて
やっぱりどこか寂しくて
いきなり消えるその存在を
まだ確かめていたい繋がっていたい
僕を独りにしないでくれ

結局僕も傲慢なんだ


僕ら別々の生き物だ
たまたま同じニンゲンってだけだ
だから今日くらいは言ってくれよ
笑いながら『それじゃお先に行ってらっしゃい』
お願いだ
笑顔のまま見送ってくれ

君の最後のお願いなんだ
いつかくると知っているから
こんな日くらいは言ってやるんだ
「気をつけて行っておいで」
そして僕が後何年も何年も後に行ったときは
そっちで一緒に楽しく語ろう

なんて思うけどやっぱり笑顔でなんてさ
視界が歪む全てが滲む
とてつもない寂しさが募る
どうせならさ好きに生きて欲しかったんだ
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1 Comments

kayumakayuma
2週間と5日前
人の心も人の死も、誰にも分りません。いや、自分自身でさえも、わかりません。
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