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Shigure 投稿 - 3週間前 更新 - 3週間前 0 Comments 0 Views
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白夜と暗夜のさかいから 花束は降る
「生命の行く果をその目で見届けろ」と
また誰かが涙を流した
ひとりひとりまた歩みを終えた
「愚か者の一生にも一片の悔いなかれ」と

山は威厳を壮大に 海は無限に寛大に
立つ命には喝采を与えてはもたらす


悲哀と叫喚のあいだには 花束を捧げ
「息を呑むほどの結末をさあ見届けろ」と
また誰かが涙を流した
ひとりひとりの道をも消し去り
「幸の始まりの為終わりはここに在り」と

風は無言を貫き 嵐は共に鳴き起り
立つ命には称賛を与えては動かす


地が揺れたその瞬間に 針は自我を失い
「役目なき己は何も見届けるものはない」と
また誰かが涙を流した
鳥の飛び立つ跡にただ不動のまま
「先長いその生涯に仇成すは濁の波」と

山は威厳を強大に 海は無限に万代に
立つ命には焦燥を与えては牙を剥く


花束はいつしか降り注ぐ その命を証すように
花束はいつしか降り注ぐ その命を労うように
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