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ヘイローを壊して…
ab9p 投稿 - 2024/02/03 更新 - 2024/02/03 0 Comments 0 Views
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薄汚れた天使の羽を一つ手に取った
空の便箋にそっと隠して言葉を綴る
触れた夢が醒めたらまたモンマルトルへ
信じた偽物をまた壊して笑ったね

雨の日は傘を差して
邪魔になった包帯解いた
その美しい傷跡
愛おしくて僕は泣いていた

二人だけの世界みたいだねって
君は無邪気な夜の希望だった
その翼はまるで星の様で
白いスカートは欲望そのものだった


薄汚れた天使の言葉、とても悲しげで
震えた唇から零した言葉を綴る
その日記にしか残っていない祝福の絵
咲き誇るシャクナゲの羽を一つ手に取った

無垢な狂気に任せて
廃墟で君は嘆き叫んだ
それは悲しい聖歌で
愛おしくて胸を締め付ける

二人だけの世界みたいだねって
君は無邪気な夜の希望だった
その瞳はまるで奇跡の様で
白いスカートは欲望そのものだった
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