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なし
sabrina_no_hana 投稿 - 2023/07/31 更新 - 2023/08/10 2 Comments 0 Views
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M1911A1
目に焼きつけている つぎはぎの夜闇に
つぎつぎと詩がうつし出されて
俺はまた、気付かされる。
気付けなかったこと、気付かされる。
一人 歩きながら微笑んで
不気味だなぁ まったく不気味だな
海鳴りのする空の 遠くの方が少し明るく
眉をひそめていたら 祭囃子がかすかにきこえた
口をとがらせ頷いた
「妖怪は通り過ぎたかな?」 踊る阿呆見る阿呆がいりゃ、俺はただの阿呆
ただの阿呆に影がついてまわる 阿呆だねぇ

目に焼きつけている つぎはぎの夜闇に
つぎつぎと詩がうつし出されて
俺はまた、気付かされる。
気付けなかったこと、気付かされる。
あの詩その詩この詩 どこの詩ここの詩そこの詩
底の詩 底の詩 性懲りもなく舗道に息衝く
ポロン、ポロン、と、ギターの音がきこえる
ポロン、ポロン、と、夜が剥がれる。
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2 Comments

kayumakayuma
2023/08/09
妖怪というのは、人間がつくった幻想でしかありませんね。
kayumaさん
コメントありがとうございます!
風情があって、素敵ですよね。
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