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なんて優しいアイデア
mizumizu 投稿 - 2023/06/01 更新 - 2023/06/04 2 Comments 0 Views
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narumikyouji

小さな祈りを畳んで
手のひらは皺を帯びていく

かけがえのない日々が
栞の裏に連なっていくように

起承転結の、"転"の部分なんか
もうすっかり忘れてしまったの

ねぇ

話し足りないのは、心の内側
言葉にしなくとも伝わる肌
今日の晩ご飯は何にしよう
なんて優しいアイデア



気付いてみれば 雨上がりの空
例えてみれば ゴミ出しの朝

変わらない日々 賑やかな通学路
歩幅が狭くなっても いつも隣に

起承転結の、"最後の糸"を紡いで
そっと閉じるページ

ねぇ

瞳を閉じれば、心の外側
あなたとの生活の様々
今更、気付いてしまったよ
あと何日生きれるだろう


ふとした時間に考え事
答えは何もなくとも
落ちていく桜


ねぇ

描き足りないのは、想い出
あれもこれもって毎日 毎日
振り返ればみんな愛しい
そんな灯火

優しい記憶





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2 Comments

narumikyoujinarumikyouji
2023/06/03
はじめまして。
タイトル通りの優しい言葉たちですね。
日常の風景を綴った中に、人肌のぬくもりを感じられます。
mizumizumizumizu
2023/06/04
ナルミキョウジさん、初めまして。
コメントありがとうございます。

タイトルは後出しですが、時間の流れがなんだか優しく感じたので、"優しい"をタイトルに入れたいなと思いました!

まあ、言ってしまえば走馬灯ですね。
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