作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

芽吹く季節が今巡って
さよならと出会いに思いを馳せる
新しい日々が始まるの
サヨナラは出会いの始まり

霞がかる陽光差し込めば
新しい訪れに胸高鳴る
踊る　ひとひらの儚さ

重なる刻も別つ
新たな門出を見送れば
いつかと同じように

同じ風が吹いた
風が吹いて頬を撫でた
あの日と同じ匂いがした
愛しさに触れた
尊さを知った


花細し季節が巡って
襟の下も春襲
麗らか　長閑　日永　遅日
舞うように流るひとひら

水面連なれば浮かぶ花筏
香れば散らせ春吹雪
名残り惜しむように

触れれば一瞬の
一瞬に溶けるせつなさ
あたたかいようで少し寂しい
寂しくて辿る今日を
見送れば明日も変わらず


咲く花を

かさねるように揺らしたら
なんとなく戻れるような気がした
最後の今

同じ風が吹いた
風が吹いて頬を撫でた
あの日と同じ匂いがした

変わらないようで変わっていく
僕らだけど忘れずにどうか



振り返れば日々を憂いて
長く共にした季節を後に
残る想いは
愛しさに触れた
尊さを知った

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