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タイトルは五月病と五月蝿いにかけてます
shoyo97 投稿 - 2022/04/30 更新 - 2022/04/30 0 Comments 0 Views
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また今日も朝早い電車に揺られてる
生きるために働いてる、でも生きるって何だっけ
死ななきゃ良いんだっけ息をすることだっけ
わからなくなってしまったのはいつからだっけ

また怒られるために会社に向かってる
やる気がないのだってほら、やりたくない事だからさ
言わなきゃいけないって、でも無理はしたくない
生きた心地がしなかったのはいつからだっけ

野望も希望も全部青春に置いてきたよ
社会に染まって混ざり合ってしまおうと
そう思ってネクタイを締めたはずなのにどうして
あのギターの音を聴いたら心が弾んだ

五月蝿いだけみたいな歪みまくったディストーション
僕の心を掻き乱してある種の正常を取り戻した
悔しいって気持ちもいつからか忘れてしまっていた
この五月が来る度に思い出す
ケリを付けられなかった半端な意志を

また今日も朝早い電車に揺られてる
生きるために働いてる、でも生きるって何だっけ
死ななきゃ良いんだっけ息をすることだっけ
わからなくなってしまったのはいつからだっけ

理想も思想も捻じ曲げて此処に立ってたのに
理解に難色を示してる脳味噌に
催眠術のように説き伏せて生きてたんだけど
あのギターの音に誘われて声に変わった

儚いだけが取り柄みたいで憎いセンセーション
君の心に嘘をついてあの日の約束を破り捨てた
優しいから逃げ出してしまう楽しかった昨日とか
この五月が来る度に思い出す
ケリを付けられなかった半端な意志も

桜が散って若葉に変わる頃
僕の夢も一緒に風に流された
大人になるってそう言う事だって
言い聞かせて旅に出たつもりで
振り返ればアスファルトに桜の絨毯
諦めきれちゃいなかったのかもな

五月蝿いだけみたいな歪みまくったディストーション
僕の心を掻き乱してある種の正常を取り戻した
悔しいって気持ちもいつからか忘れてしまっていた
この五月が来る度に思い出す
ケリを付けられなかった半端な意志を

ロックンロールのやり方を忘れた
生きるってことを忘れてしまった
チューニングの合わないあの安いギター
必死に掻き鳴らしたパンクロックを思い出す
どっかの路上で野垂れ死んでしまっても
下手くそなロックンロールのせいにできるなら
それは生きてたって事にしても良いかな
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