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かなり前に書いたもの
ao2018316 投稿 - 2022/04/06 更新 - 2022/04/08 1 Comments 0 Views
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水滴の落ちたグラス
口に運びドアを見てはため息
一つこぼした

片付け中の頭の中
言いたいことあれこれと浮かんでは
「どうでもいいよ」と声が木霊する

あー後悔は先に立たないと
あー巻き戻しができたなら、
心迷いに考えて
きっと変わらないエンディングにかたをおろす

記憶のシアター
脳裏に写る君は笑っていて
胸の奥に切なさがぎゅっと残る
記憶のシアター
僕は最前列に座って
エンドロール終わっても席を立てない
みたいに何度も思い返す



沈んでいく太陽
指先重ね
二人愛確かめていた
うなだれた

散らかったビーズのように
君の面影が散らばる

あーもう少し心側にあれば、
あー巻き戻しができたなら
繰り返しずっと考えて、
意味のないことだとわかってて

いつか見た映画のエンディングみたいに
運命決まっていたと
そう思えるまで、時間はまだかかりそうだ
けれど、
記憶のシアター
いつか思い出したときに、
笑えれば、今はそれでいい
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1 Comments

kayumakayuma
2022/04/08
記憶のシアターといいますと、閉店した店を連想させます。いっときでも私を楽しませてくれたお店、今ではもう無くなってしまいましたがね。
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