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主人公を高校生くらいの男の子にしました
manamo 投稿 - 2022/03/01 更新 - 2022/03/12 4 Comments 90 Views
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somedaynao_oda27j006
僕は話すのが得意じゃない
いつも本の話しかできない
本当は君のことをもっと知りたいのに
君の横顔を盗み見る

「月が綺麗ですね」
夏目漱石の言葉を借りて
そう言ってみた
君は月を見て手を伸ばす
「手が届いたらいいのに」

文学の才もない
つまり文章力もない
僕は静かに君を盗み見て
君に告白する想像をする
「好きという思いを伝えるのは難しい」
ノートに書いてペンを置く



僕は話すのが得意じゃない
くだらない話すら難しい
時々本を読むフリをして考えるんだ
どんな話で君は笑う?

恋の詩を読めば
本の題名で君に伝わる?
ちょっと期待する
君と恋の話をしたい
「伝わったらいいのに」

思いもしない機会
僕のノートを読んだ君は
好きな人がいるんだって泣いた
計画なんて立てなくても
りんごが木から落ちるように
僕たちは恋に落ちた

「好きな人は君だ」
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4 Comments

mizumizumizumizu
2022/03/08
こんな時期もありました笑
学生時代は辻村深月さんの本を好んで読んでました!
nao_odanao_oda
2022/03/09
りんごの表現が可愛らしい青春という感じで素敵です。きっと真っ赤に実ってる事でしょうね!
manamomanamo
2022/03/12
ミズさんこんにちは〜!(o^^o)
おっ、ミズさんの実話だった?笑
辻村深月さんは凍りのくじらしか読んだことないのですが、人気ですよね!
辻村さん脚本のドラえもんの映画も良かったです。
manamomanamo
2022/03/12
小田さんコメントありがとうございます♪
真っ赤なりんごですね、素敵はコメントありがとうございます!
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