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溶けていく時間と
カフェテリアの窓
頬杖ついた私と
目が合った
角砂糖が2つと
余ったコンディメント
「確かきみはきっと
それで良かったよね」
愛されていたかった
他には何もいらなかった
私はブラックコーヒーで
苦味を味わってばかり
傾いた斜陽と
影を落とした事実(ほんと)
途切れとぎれの雑踏
目が滲んだ
角砂糖は2つ
正しいかどうかは知らない
残された私はたぶん
いらないコンディメント
愛されていたかった
他には何にもいらなかった
私はブラックコーヒーで
きみは何がほしかった?
解けない答え合わせ
濁る夜の隙間で
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