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冬×和をテーマに作詞しました。『白銀河』は、冬銀河という季語を元に、"白銀"と"銀河"を合わせた造語となります。
Hokki2031wa 投稿 - 2022/01/07 更新 - 2022/01/07 0 Comments 31 Views
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A】
麗しき風冴ゆる
色彩は乾けど
無垢な輝きは世界に白き
冠を飾り上げる

B】
白い夕刻 溶かしゆる
夜の帳が降りる
狐火らの温かな唄がこだまする

C】
降り積もる流星たち 束となり重なって
其は白銀河(はくぎんが)
淡く深い海がどこまでも
轟く(とどろく)


2A】
モノクロな箱庭を
さざめくは鈴の音
眠る芽吹きに静かに語る
天を羽織るあの三角を

2B】
胸の芯(なか) 舞う北颪(きたおろし)
身を裂くようであれど
空浮かぶ灯籠のまたたきが
雲晴らす

2C】
降り積もる流星たち 束となり重なって
長い時の中 積もりしカケラを温かく
包み込む


D】
新たな明け星は静かに見守る
鐘の音が聞こえたら サヨナラだ

E】
積もった 生命(いのち)らの
謳歌の足跡残し
新たなる架け橋のため


ラスC】
降り積もる流星たち 静かにほどけていく
彼の白銀河(かの はくぎんが)
花びらの束を美しく
散らしてく


アウトロ】
静かにほどけてく
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