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私は月に何か恨みでもあるんでしょうか。毎回月が出てくる時暗いのを書いてる気がします。
ryo_poe 投稿 - 2021/11/04 更新 - 2021/11/09 2 Comments 346 Views
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月明かりの下 露わになる僕の姿
暗闇を願う その汚れに気づかないように

毎夜 悪い日だったと今日を見送ってる
それは明日に続いていく道のはずなのに
それを自ら閉ざしては当てもなく歩いてる
オロオロと 怯えながら

月明かりが照らす その道を進めば
何かを見つけることが出来るのだろうか
月明かりの途絶えたその先は 誰も知らない
暗闇を願えど 暗闇に生きる勇気はまだなくて


月明かりに満ちたこの部屋を抜けて
光のない世界へゆっくりと溶けていければ

今日は何があったか思い出せないのは
何気ないまま今日を見送った証
そんな今日を僕はただ後悔するのに
ポロポロと 涙を流し

月明かりが照らす その道を恐れている
怒りも惨めさも悲しみも全部 照らし出される
月明かりの途絶えたその先に 僕はもういない
照らさないでと 暴かないでと願っている

その月だけが僕を映す鏡だ
暗闇を願う せめて醜さに気づかないように
終わりを願う せめて僕のいなかった世界へ
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2 Comments

kayumakayuma
2021/11/05
どんな闇夜でも月の光が照らすように、どんな暗い状況でもなんらかの希望の光が差し込むものです。
ryo_poeryo_poe
2021/11/09
kayumaさん、コメントいただきありがとうございます。私自身月にはある含意を込めており、この詩においてはそういった明るさは差し込んでこないんだと思います。
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