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感情を教わったアンドロイドのお話。何口でも良いので、コメントよろしくお願いします。
meian 投稿 - 2011/02/14 更新 - 2011/10/29 0 Comments 600 Views
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また独りぼっちに戻ってしまった
冷たい街の片隅で 
ひざを抱えて ただ空を見てる

君はどこへ行ってしまったの?
ボクを拾ってくれてから
ずっと側にいてくれたのに・・・

寒いあの日 ボクの事を
ゴミを見るような目で 通り過ぎていく街並み
だけど君は違った 君だけは違った

「大丈夫?」って君が差し伸べてくれた
君のその手がただ温かかった
何も知らなかったボクの体は
その瞬間に『温もり』を知った

そうか あの日君は急に
帰って来なくなって
部屋に残されたボクは知らなかった

君が星になった事を
知ったのはだいぶ後で
あぁ 「バイバイ」も言えなかったな

寒いこんな日 君と出会った
あの日思いだして 人並みを見つめてみる
どうせ君はいないよ 君はもういないけど

「アリガトウ」って君が教えてくれた
初めては君に言いたかった
何も知らずに これからもただ
ボクは存在残すだけだ

街の片隅のアンドロイドは
ぼんやりとした目で人並みを見つめている
するとその目から ふいにその目から・・・

「大丈夫?」って君が差し伸べてくれた
君のその手がただ温かかった
何も知らなかったボクの体は
その瞬間に『愛』を感じ取った

感情なんてとっくに忘れたはずなのに
夜空の星をただ見てたら
君の笑顔をボクは思い出した
いつの間にか頬が濡れていた
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