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お久しぶりです。ちらほら投稿します。
mirage 投稿 - 2021/09/25 更新 - 2021/09/28 1 Comments 413 Views
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kayuma




不意に吸う 霧の息
言葉が見え隠れして
大切な想い出さえ
上手に仕舞い込んでしまう

薄く消えそうな光だった
それは黒煙の中で 輝こうとしていた

燃える星ひとつ
想えない僕たちが
たどり着いたひとつの特異点


闇と番うあなたへ
孤独は完成系ですか
孤独が救済なのでしょうか
光からあなたへ あなたから私へ
霧は晴れない
晴れようともしない
放物線を描いて未来は古形へと揺れる



砂利を数えていた
ひとつひとつに名前をつけて
意味のない事だとしても
自分を保てるのだから

反射して鏡を貫いて
そうやって探し出した あなたの居場所

砕けた惑星が
最後に笑ったのはどうして
死んでしまう最後の瞬間だとして



闇を飲み込むあなたへ
言葉は届きませんが
言葉に込める事は出来ました
枯れない歌が在れば どんなに美しいのだろう
霧が尽きない
キリの無い幽明
明け方はすぐそこまで 迫ってるのに



毒だと知って喰らった
あとで一人だと分かった
それでも進むのは その先に何かがあるから

孤独の答案を広げた
途中式は塗りつぶされていた

僕らの求めた自由とは
あなたの信じた無明とは


闇と番うあなたへ
孤独は居心地がいいですか
笑っても 悩んでも
ひとりぼっちのあなたは自由ですか
闇を飲み込む僕らは
息苦しくても 身勝手でも
泣いても 怒っても
ふたりぼっちになりたくて

闇を知るあなたへ
孤独に飽きたのなら
あなたの残した毒を 僕も食べるから
そうやって作った音で
不滅の歌が歌えたのなら

それが完成系だと
笑って言える日と

明け方はすぐそこまで



闇の隣に。






1 Comments

kayumakayuma
2021/09/28
永遠の闇などありませんね。隠し事はいずれは、暴露するものです。
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