作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

この年月（としつき）は　どこから見ても
話しきれない　言葉も時間も
足りないからって　ワイングラスに
注げるような　優雅さもないけど

嫌がる顔のシワのようだね
こうやって付き合わせてきたから
アルバムを開くたびに
懐かしく　恨めしく　なるんだね

真夏の音を　遮れなくて
隠し損ねた　恋の面影に
貴方が先に　拾いあげて
思いもよらず　「ふたり」が始まって

涙を拭き取る手つきのまま
親指で唇に触れながら
弾かれるより引きあって
燃えながら　焼けながら　溶けあった

鏡の中で抱き締めあって　確かめあわなくても
ひとつ　ひとつ　ほどいた　思い出たちは
何も変わらない　きっと　ずっと

　この年月は　どこから見ても
　話しきれない　言葉も時間も
　この年月は　誰にも漏れず
　誰にも知られず　歩んでしまったから

鏡の中で抱き締めあって　確かめあわなくても
ひとつ　ひとつ　ほどいた　思い出たちは
何も変わらない　きっと　ずっと

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