新規登録 ログイン
宜しくお願い致します
fukuzou3382sura 投稿 - 2021/06/03 更新 - 2021/06/05 2 Comments 248 Views
good投票
YYwhy0519pond1120
一人暮らしが少し 板についてきました
君の噂もちらほら 春風が運んできます

煙草を覚えたんですよ 君と同じ銘柄
君が街を出て行った時 短い希望を買いました

くわえ煙草でホッピーの 中を注文する君は
いつか見た西部劇の お尋ね者の様でした
憧れてます


山をこよなく愛して 僕への愛は一瞬で
離れ離れとなりました 今ではほっとしています

チョモランマの中腹で 君が微笑む写真の
後ろの方をよく見ると 小さな雪崩が起きています

メロンパンを頬張った いつも君と過ごした
町はずれの公園の 壊れたベンチの上で


メロンパンを頬張った 君の横顔は最強です
カエルを飲み込んだ蛇の まさにそれでした

メロンパンを頬張った 君の写真は今も
金縛りにあう部屋の お札がわりにしています
効果あります


メロンパンを頬張った いつも君と過ごした
町はずれの公園の 壊れたベンチの上で

メロンパンを頬張って 思い出してもいいですか?
恋とは知らず 君にまとわりついていた
あの頃を


タグ :
[ 編集 ]

2 Comments

pond1120pond1120
2021/06/05
ジェンダーについて、自分はなかなか作品に落とし込む事が難しくて上手くいかない事がほとんどですが、この作品は見事だと思いました。

あえて、重みを持たせず、所々にはコミカルな表現を入れることで
主人公の心情もリアルに感じることが出来たし、最後の連の言葉は秀逸です。

タイトルのメロンパンIIのIIの意味が個人的に気になりますが、この作品にはこのくらいの謎があって丁度いいんでしょうね。

良い作品でした!
pond1120さん、コメントと評価有難うございます
大分以前にこちらに投稿させて頂いたものですが
最近思い出し、少しまとめて曲をつけたので再度投稿させて頂きました
お褒め頂き光栄です
Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録