作詞コミュニティ Gunjo Lyrics

いつの間にかいなくなっちゃった
勉強机に向かう僕
探す気にもなれなくて
ラケットとボールを持ち出して

いつの間にか陽が暮れちゃった
異様に響く打球音
帰る気にもなれなくて
見えないボールを打ち続ける

見つからない　暗闇の様にすぐ消えて
どこへいった？　見つからないまま　見つけられないまま

　自分を　信じ切った顔
　何にでも全力で　手を出せた
　未来を　掴み取った様な顔
　どこにでも全力で　進めていた
　
　あの日の僕はどこに行きましたか？

気付いたらもう汚れていた
初めて巻いた赤グリップ
外す気にもなれなくて
御法度を構わず水洗い

解っていたでも知らなかった
こんな風になるなんて
何をする気にもなれなくて
ラケットを投げ出す僕がいた

綺麗になれない　暗闇の様に包まれて
どうすれば？　素直にならないまま　未だなれないまま

　自分を　信じ切った顔
　どんな失敗でも　泣かなかった
　未来を　掴み取った様な顔
　どれほどの失敗も　繋げていた

　あの日の僕はどうしていましたか？

ボレーが難しかったあの日のころ
ラケットの持ち方さえ　ままならなくて
打球もまっすぐに　飛ばなくて
でも　楽しくて　嬉しくて　

いつの間にか背負っていた
勝敗に関する大荷物
降ろす気にもなれなくて
代わりに何かを捨てていた

いつの間にか無くなっていた
大事にしていた心さえ
荷物の重さに耐えきれなくなっていた

　自分を　信じれていたころ
　ガットが切れても　笑っていた
　未来を　掴もうとしていたころ
　ボールが当たろうとも　構わなかった

　自分を　信じ切った顔
　どんなボールにでも　全力で手を出せた
　未来を　掴み取った様な顔
　どこにでも全力で　追っていた
　
　自分を　信じ切った顔
　何にでも全力で　手を出せた
　未来を　掴み取った様な顔
　どこにでも全力で　進めていた
　消える魔球さえ　打ち返していた　

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