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aaayn 投稿 - 2021/02/25 更新 - 2021/02/25 0 Comments 108 Views
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立てた中指に人差し指を足してみた
そんなノリで生も死もディスカウント
10までカウント
ねえ、しんでみたくなったよ

ネットの川に流れた誰かの しにたい が
既読感覚でいいね押されてた
まるで背中を押すように
共感なんてすべて偽物
ひとつじゃないひとりなんだ

すがろうとしたら置いていかれた
先陣切ったら光だと言われた
はみ出した身体は切りつけられて
これで君も大丈夫だと宥められた

血塗れなのにな
ボロボロなのにな

「生きてさえくれればいいよ」

今にも悲鳴をあげそうな心臓
誰が癒してくれる?
純白な羽をちぎって
痛みさえ優しい旋律に変えて
どこまでも天使になっていく君
夢に魅せられた隙にこの世から
届かなくなってしまいそうで

嫌いでもいい 恨まれたって
見つけてくれる手立てになるなら

薄っぺらい正義感でなんとなく石を投げられ
目を潰された あの日
君は夢をみることさえ
許されない存在になった

両手を広げ限られた力を
甘えた世界のために費やす
なんのための人生か なぜしんではならないか
誰よりも問いたいのは君だろう

立てた中指に人差し指を足したから
幸せになったとでも?
ファッションなんかで語るなよ
指折り数えた不幸せは
10じゃ全然足りなくて
幾度なく心臓がこときれても
今日も鳴り止まない朝に起こされるんだ

血塗れなのにな
ボロボロなのにな

「生きてさえくれればいいよ」

今にも悲鳴をあげそうな心臓
それでも誰かのために
純白な羽をちぎって
痛みさえ優しい旋律に変えて
どこまでも天使になっていく君
夢に魅せられた隙にこの世から
届かなくなってしまいそうで
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