新規登録 ログイン
心の淵で言いようのない気持ちがざわついて。心の奥から滲み出る気持ちはきっと恋心なのでしょう。
hana_hiro612085 投稿 - 2020/12/21 更新 - 2020/12/21 0 Comments 367 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
暗く冷えた部屋の隅
散らかりきったままで
ひとつまみする毎に
脆くそれは崩れ落ちた

突き刺さる言葉の先
補う甘い優しさ
波のように揺らめいて
想いだけが抜け出す

見えすいた嘘だと
それでもやっぱり嬉しくて
綻ぶ顔が熱くなる
残りのものの感情でさえ

空いた隙間埋めていく
紡がれる言葉が響いて
覆い沁み渡る


夜に誘う秘事
隠し事が増えていく
変わらないのは距離だけ
綻びに絡まって

抜け出すことも出来ず
切り出すことすら出来ず
変わらないを装い
想いだけが滲み出る

見えすいた嘘でも
見透かされることすら恐れ
臆病者の言葉は
紡げど形を成さず

押し込めた想いが
止め処なくあふれ出して
身体中溢れ出る 


壊れない程度の距離
それを崩さずにいたくて
乱される心なんて
気づかないフリをしよう

見て見ぬフリに慣れて
心の声に蓋をして
いつまでも“いい人”を
演じることにしよう

見えすいた嘘なぞ
きっと本当はお見通しで
知らないフリを重ねて
無いことにしてくれてるんだろう

空いた隙間埋めていく
君の紡ぐ言葉が愛おしい


悩ましいもどかしさ
心が震えて溢れる
身を知る雨が時雨るゝ
想いだけが抜け出す様に

心の奥 沁み渡る
心地よい聲だけが
届いて
嗚呼 熱くなる
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録