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ひとひらの葉が色付き出して
初秋の兆し顔覗かす
茜さす昼日中にうたた寝るように
泡沫の夢を見ている九里香も薫ずる
ふわり髪に香り燻らすように爽籟吹き抜けて行く
小径歩けば感じて知る天高く馬肥ゆる秋
ゆるりゆるり揺れて薫る花の樹咲けば艶めく桂秋
憂い纏い彩りゆく心まで染め上げて
彩て秋深まる夕が暮れて黄金に染まる頃
ゆっくりと辿る家路すぐに着かぬように
律の調べを肴に何を愉しもう
しゅるり遠くから流れるお囃子に足が向いて
遠回り寄り道天岩戸さえも開く雅な愉しさ
ゆらりゆらり葉音奏で色のない風吹き渡ります
秋興を恣にす秋の夜長に身を寄せて
はらり一葉舞いて落ちる幾久しい秋の一枚毎
さりとて吹けば尚美しい雁渡
ひらりひらり揺れて薫る花の樹咲けばほのめく桂秋
秋興を恣にす秋の夜長に想いを寄せて
初秋の兆し顔覗かす
茜さす昼日中にうたた寝るように
泡沫の夢を見ている九里香も薫ずる
ふわり髪に香り燻らすように爽籟吹き抜けて行く
小径歩けば感じて知る天高く馬肥ゆる秋
ゆるりゆるり揺れて薫る花の樹咲けば艶めく桂秋
憂い纏い彩りゆく心まで染め上げて
彩て秋深まる夕が暮れて黄金に染まる頃
ゆっくりと辿る家路すぐに着かぬように
律の調べを肴に何を愉しもう
しゅるり遠くから流れるお囃子に足が向いて
遠回り寄り道天岩戸さえも開く雅な愉しさ
ゆらりゆらり葉音奏で色のない風吹き渡ります
秋興を恣にす秋の夜長に身を寄せて
はらり一葉舞いて落ちる幾久しい秋の一枚毎
さりとて吹けば尚美しい雁渡
ひらりひらり揺れて薫る花の樹咲けばほのめく桂秋
秋興を恣にす秋の夜長に想いを寄せて
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