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夜の寂しさの中でも好きな人を想えばそれもまた愉しい時間です。
hana_hiro612085 投稿 - 2020/10/05 更新 - 2020/10/05 0 Comments 131 Views
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君の笑顔を初めて見た今日を閉じる前に
少し話したくなって
そんな気持ちのまま今日を終わりたくて
僕だけの秘密の夜にしよう

君の肌に
君の頬に
君の髪に
君の輪郭に
まだ触れていたいんだ

そんな夜のまま

言葉なんて曖昧で
未来なんて未定で
それでもどんな言葉でも
君の話すことなら真実で
それが例え紛い物だとしても
君が僕の真実で
そう思わせるほど君に堕ちる僕だ


君の聲を初めて聞いた今日が昨日になったけれど
昨日の気持ちは今に続いていて
今度会うときもそんな気持ちのままでいたいから
僕だけの秘密にしよう

君の聲を
君の瞳を
君の匂いを
君の温度を
忘れてしまわないうちに

何度でも君に会いたくなるんだ
こんな冷たい夜ならなおさらだ
暗く淋しい夜の真ん中で
後ろから抱きしめるような温もりの
君のことをもっと感じてみたいんだ
もう少し今よりも近い距離で
君の瞳に映る僕でいたいんだ


昊天が深い夜に覆い尽くされてしまうように
この心も情念で曇ってしまわないように
何度でも新しい君を見ていたいだなんて
僕だけの秘密にしよう

君の匂いが
君の温度が
消えてしまわないうちに

何度でも君に会いたくなるんだ
一人が寂しい日ならなおさらだ
ひどくもどかしい夜の真ん中に
君が君でいるだけで
安心できてしまう僕なんだ
そう思えるほど君に堕ちる僕だ

暗く淋しい夜の真ん中で
後ろから抱きしめるような温もりの
君のことをもっと感じてみたいんだ
もう少し今よりも近い距離で
君の瞳に映る僕でいたいんだ


君の温もりを初めて感じた今日が過去になるように
当たり前に時間は流れ経つけれど
芽生えた想いが溶け出してしまわないように
僕だけの秘密にしよう
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