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風は緑 ブランコを抜け
飛び出した空に
鳥達を超え
息を吐いて 高く上がると
霞む水平線 冷たさと暖かさが
カラダを抜ける
あぁ 何もなくても
このカラダ一つで
僕ならきっとやって行ける
雲を抜けて 濡れた髪を掻き分け
幾重にも重なった崖を下って
光を映した滝を手で分け
透明な湖を そのまま目を開け
泳ぐ魚も共に空を見上げ
水面を突き破り 太陽に負けない
輝きの飛沫を上げる
生きている
この世界を生きている
それだけで心地良い
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