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https://piapro.jp/t/ptPG 周水音贄様 ピアプロ採用です。7分44秒ありますが、ここ数作の中では一番早く仕上がりました。人と音楽の対話の詞です
退会済み 投稿 - 2019/12/08 更新 - 2019/12/08 0 Comments 464 Views
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a
震える指で君に触れた
甘い孤独が染み込むように
灰色に広がる世界の滸(ほとり)で
形もなく生まれて失われる
その実りたちに 強がりに
囚われて踊るよ

b
僕等はみんな等しく 誰かを待っているんだ
過去よりもずっと前に 未来を想う先に

c
物語の中で 僕はただ勇敢な
嗚呼 戦士であれと夢をみていた
痛みを忘れることなんて
怖くて出来やしないはずだよ
誰かを憎むほど命は アンビバージュになる
成し遂げたことは 生きることくらい
こんな僕を許しはしないで
ほとほどの身勝手さが眩しくて
目を細めた


a
奏でる音が僕に触れた
弱い動きでこちらを見た
虹色に蠢く世界を恐れて
街に残る余白をそっと埋めた
ただ縋りたくて モノクロは
モノクロでいいのに

b
僕等がつけた名前に いくつ命は宿るの
殺して育てて捨てて 朝日の色に変わる

c
物語はいつも終わりまで見えなくて
嗚呼 鏡の中へ崩れて消える
音色を忘れることなんて
辛くて出来やしないはずだよ
誰もが優しさを知るたび アンビバージュになる
褒められたことは 黙ることくらい
窓をひらく覚悟も出来ずに
造られた「人並み」に追いつけず
足を止めた


d
…幼い君が震えるその手で
鍵(けん)に触れ きらめいたとき
この世で一番強いものが
何かを気付かせてくれた
さあその恐れ慄(おのの)く眼で
弾いてごらんよ 真夜中から…

a
震える指で君を弾くよ
君の気持ちに触れさせてよ
灰色に広がる世界の滸で
それでもまだ闘う意味を知った
その実りたちに 強がりに
囚われていたいの

b
僕等はみんな等しく 愛に呼ばれているんだ
淀んで滲んで褪せて 朝日の色に変わる

c
物語の中で僕はただ臆病な
嗚呼 獣を隠す夢をみていた
痛みを忘れることなんて
怖くて出来やしないはずだよ
誰かを許すほど命は アンビバージュになる
ただひとつ今を生きることくらい
こんな僕を愛してほしくて
ほどほどの身勝手さで
透明な音を染めて
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