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このタイトルのクソみたいな映画ありましたね
ryo_poe 投稿 - 2019/09/21 更新 - 2020/01/12 2 Comments 401 Views
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走れ 走れ どこかに向かって
せめて前だけは向かないでいて
走れ 走れ その先へ
せめて明日にはならないでいて


今日というこの輝きが
夕暮れに奪われてく
ああ、あと少し もう少し
何も見えなくなってしまう

明日というただの不透明が
朝日とともに色づけられる
ああ、まだ遠い まだ遠い
何も見えることはないようだ

明日になれば何かが変わるって
そんな絵空事はポイしちゃって
今日という殻に閉じこもれば
そんな御伽話ばかりしよう

走れ 走れ どこかへ向かって
せめて前だけは向かないでいて
走れ 走れ 今だけ見つめて
この輝きをどうにか ああ
軋れ 軋れ すべてが壊れて
結局すべて夜に飲まれて
明日へ 明日へ 明日へ向かって
結局流されていく


過去というこの世で一番
美しいものだけ愛でていよう
そこにない虚像でさえも
血の通った実像となる

明日というこの世で一番
無味無臭なものを見つめて
結局見えるはその先の
無味無臭な未来だけ


走れ 走れ どこかへ向かって
せめて前だけは向かないでいて
走れ 走れ でもどこへ向かって?
人は前だけにしか ああ

全て知ってしまった
過去には何もなくて
今にはこれしかなくて
明日にはどれかがあるって

走れ 走れ 明日へ向かって
全て壊れてしまったとしても
走れ 走れ 明日へ向かって
せめて今日を燃やし尽くして
祈れ 祈れ 明日へ向かって
願わくはこの無色透明に
穿て 穿て 夕暮れの緋を
命の脈動を刻んで

祈れ 祈れ 明日へ向かって
願わくはこの無味無臭に
穿て 穿て この執念く鉄を
命の脈動の匂いを

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2 Comments

kayumakayuma
2020/01/10
神に祈るということは、今日を感謝し、未来を神に委ねることでもあります。
ryo_poeryo_poe
2020/01/12
kayumaさん、コメントありがとうございます!
その認識、とっても素敵ですね。この詞で明日に祈っている彼は、今日を感謝し、未来を明日に委ねるというところでしょうか。
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