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数年前、某掲示板でユーゴスラヴィア紛争に巻き込まれた日本人の男の子の記事を読みました。作者は唯のフィクションか否か読者に判断を委ねていますが、子ども達が直面した惨状を想うと悲しさとかを通り越してあらゆることの虚しさを感じました。登場人物である一人の女の子に焦点をあてて、創りました。もしよろしければ検索して見てみてください。
MONK 投稿 - 2019/09/12 更新 - 2019/10/08 3 Comments 348 Views
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tamayama3
ドリナ川
岸に摘んだ花々の
輪っか 寂しく浮かんでる

逃げて
逃げて
既に体も疲れ果て
キャタピラの轍に
倒れ込む

あの日交わした約束
空の向こう
いつか帰ることを信じて
さよなら
美しき カリノヴィクよ

あなたの手
いいえ今は誰かの手
遠くの夕陽 眺めてる

幸せだった日々は
空の向こう
いつか夢で逢いましょう
さよなら
美しき カリノヴィクよ
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3 Comments

tamayama3tamayama3
2019/09/14
平和な日本でのんきに暮らしている間にも、世界のどこかで紛争が起きている現実。
その現実を文字や写真で見たとして、それでもフィクションのように思える幸せを自分達は知るべきなのでしょうね。

少ない文字数で情景が浮かぶ構成はさすがです。
MONKMONK
2019/10/07
>tamayama3さん

戦争は姿を変えても、今もなおこの世界のどこかに必ずあるんですよね。
日本も近隣諸国との関係が悪くなっている中にありますが、
凛とした姿を保ってほしいです。
コメントありがとうございました
kayumakayuma
2019/10/08
私は戦争は反対です。しかし、戦争は国家間の利害が対立したときに起こりますが、その裏には、エゴイズムがありますね。だから、戦争は反対しても、戦争の心であるエゴイズムは誰でも持っている。やはりエゴイズムを捨て、相手の立場や心情を理解せねばなりませんね。私の歌詞もみて下さい。
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