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半円の夢の中で
水鳥(みずどり)は遠く揺れる
彩られて 縁取られて
刻んだ 真緑の痕
フレームにおさめられた
優しさの木槿(むくげ)の花
遥か高く 嘸(さぞ)高く
木霊(こだま)する あなたを連れて
森を巡る陽は 冥冥(めいめい)の中で
さらば彼方 狂いの四季を辿る
刻(とき)が錆びて朽ちて
過ぎ去るその日まで
正しさの毛並みに触れて
幾億の記憶に微睡む
巡り会えた星だけが
響き合って
あなたの胸に還りゆく
それは那由多(なゆた)に続く物語の
名残の中
パステルの森の中で
虫たちは契りの歌
すくめられて 立ちこめても
微笑む あなたはいない
頬を撫でる音(ね)は 透明の調べ
天つ空(あまつそら)に伸び果てた世界たち
青く濡れる瞳(め)には
哀しさの揺りかご
方円(ほうえん)の器にもたれ
千年の旅の路を想う
見つめ合えた花だけが
咲き乱れて
あなたの胸に許される
それは眠りに誘う物語の
名残の中
(未定部分)
言葉を忘れた園で
上擦るわたしの声
この胸を傷付けるときも
あなたの名を秘めて
巡り会えた星だけが
響き合って
あなたの胸に還りゆく
それは那由多に続く物語の
名残の中
信じ合えた歌だけが
鳥になって
羽音に紛れ飛んでゆく
それは朝日に消える物語の
名残の庭
水鳥(みずどり)は遠く揺れる
彩られて 縁取られて
刻んだ 真緑の痕
フレームにおさめられた
優しさの木槿(むくげ)の花
遥か高く 嘸(さぞ)高く
木霊(こだま)する あなたを連れて
森を巡る陽は 冥冥(めいめい)の中で
さらば彼方 狂いの四季を辿る
刻(とき)が錆びて朽ちて
過ぎ去るその日まで
正しさの毛並みに触れて
幾億の記憶に微睡む
巡り会えた星だけが
響き合って
あなたの胸に還りゆく
それは那由多(なゆた)に続く物語の
名残の中
パステルの森の中で
虫たちは契りの歌
すくめられて 立ちこめても
微笑む あなたはいない
頬を撫でる音(ね)は 透明の調べ
天つ空(あまつそら)に伸び果てた世界たち
青く濡れる瞳(め)には
哀しさの揺りかご
方円(ほうえん)の器にもたれ
千年の旅の路を想う
見つめ合えた花だけが
咲き乱れて
あなたの胸に許される
それは眠りに誘う物語の
名残の中
(未定部分)
言葉を忘れた園で
上擦るわたしの声
この胸を傷付けるときも
あなたの名を秘めて
巡り会えた星だけが
響き合って
あなたの胸に還りゆく
それは那由多に続く物語の
名残の中
信じ合えた歌だけが
鳥になって
羽音に紛れ飛んでゆく
それは朝日に消える物語の
名残の庭
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