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仕事帰り。いつもと違う道を通ったら、何気ない景色が心を揺さぶった。
kabocha0230 投稿 - 2019/09/03 更新 - 2019/09/11 2 Comments 211 Views
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tamayama3

橙滲む空の端に
大きな雲がかかって
猫のようで 鳥のようで
君ならなんて言うだろう

川沿い 青い景観は
廃材置き場に差し掛かる
蔦の絡んだ鉄柱に
心が寄りかかる

休憩しよう
歩いてるだけで 脈が弾けて
胸が苦しい

淀んだ川を走る風が
嫌になって逃げたんだ
イヤホンと暗闇だけが
僕を救ってくれる
目を閉じて 息を潜めて
綺麗な音に身を投げて
溺れたら こんな僕は死んで
そうしたら帰ろうか

少しずつ青褪めて
僕の知らないどこかに
僕の知らない夜が来る

休憩しよう
砂埃が張った手摺にあごを乗せて
待ちぼうけ みたいに

目蓋を開いたら
君が消えてしまう気がした
もう居ないのに 変だね

淀んだ川を走る風が
嫌になって逃げたんだ
イヤホンと暗闇だけが
僕を救ってくれる
目を閉じて 息を潜めて
綺麗な音に身を投げて
溺れたら こんな僕は死んで
そうしたら

溺れたら 君を好きだった
僕は死んで しまうのかな
それが良いよ もういいでしょう
寂しくはない うん ないよ

歩いている
窓明かりこぼれる街路
風をさえぎる
綺麗な歌 教えてくれたのは
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2 Comments

tamayama3tamayama3
2019/09/07
日常の帰宅途中に、なぜか違う道や遠回りをしたくなる時があり痛く共感します。
「廃材置き場」「蔦の絡んだ鉄柱」
「砂埃が張った手摺」
のワードが心象と重なって響きます。

イヤホンと暗闇だけが
僕を救ってくれる

人生に音楽があって良かった、と思える
素敵な詞です。
kabocha0230kabocha0230
2019/09/11
tamayama3さん、コメントありがとうございます(´ω`)
たまやまさんさんになっちゃうけどこれで良いのかな…

僕個人のことですが、
心が寂れたときには音楽が必要で、
聴いた音楽によって行動が大きく左右されます。

気持ちが追い付かなくても、少しでも支えになって、
一歩でも踏み出す後押しをしてくれる音楽がある。
幸せやなーと思いつつ、
もそもそとこの詞を書きました。

あらためまして、ありがとうございます。
共感してくださってとても嬉しいです!
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