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"蒼さ"と離れていくように
My_accountn 投稿 - 2019/08/26 更新 - 2019/08/30 2 Comments 422 Views
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yumemigati3
ソレイユの花びらから
零れた雨のような涙に
触れた感覚をもう一度…


陽溜まりにそっと
寄り添うように咲く
イエローカラーの絨毯
熱風にユララユラリ
もうこのまま溶けて
私は消えてしまうの?
うつ向いた横顔から
伝わる寂しそうな表情(カオ)
もうここに来てはいけない
あなたは意味が分かるでしょう



蝉の哭き声が
響き渡る正午も
騒がしい群れの聲も
いつかはユララユラリ
静寂に変わって
私は枯れていくだけ
うつ向いた意味も時間も
忘れて生きてほしいから
もうここに来てはいけない
あなたは分かってくれるでしょう

オレンジに染まった
君の影も空も街も夏も
"蒼さ"と離れていくように
僕らも"做かに"別れを告げて
終盤電車に乗って"サヨナラ"



窓の外から見えた
太陽みたいな花たちが
儚く散ってヒララヒラリ



オレンジ色を纏った
君の影も空も街も夏も
"暑さ"と放れていくように
僕らも"誰かに"別れを告げて
終盤電車に乗って"サヨナラ"



ソレイユの花びらから
溢れた雨のような涙を
拭い季節(とき)が近くなったら…

また再花してゆく姿を
あなたに視てほしいの…

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2 Comments

yumemigati3yumemigati3
2019/08/26
色鮮やかさと生活の対比がステキです。
夏の終わりに再生を思わせる展開も好みです。
My_accountnMy_accountn
2019/08/30
さくさん、コメントと、goodありがとうございます。夏の終わりと、夏の風物詩 向日葵を重点的に書きました。
言葉を選ぶのが、とても大変でした…。
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