必要なのは色を持つこと
周りに流されてばっかで
滲んだ絵の具みたいな人生は
つまんないでしょ そうでしょ
自分を見失ってしまうのは
何より寂しいことだから
色のないモノクロの世界で
自分の色を見つけよう
例えば僕が赤なら君は青だろ
ふたりが混ざれば紫になるね
そしたら梅雨の時期に
ふたりの色の紫陽花を咲かせよう
例えば僕が青なら君は白かな
ふたりが混ざれば少し薄まって
青空みたいな水色に
青春なんて名前をつけてみようか
決めつけられて押し付けられて
それがしんどくて嫌になって
痛みがとれないそんな毎日から
どうか抜け出せますように
きっと誰にも決まった色はなくて
ふたりが混ざれば奇跡が起きて
そんな偶然のような必然を
人生っていうパレットで
描き続けてみようか
5 Comments
2019/06/10
2019/06/11
ジェンダーということだけでなく、もっと広範なテーマを感じます。
GOODですね。
2019/06/12
素敵な題材。そしてアングルだなぁ
と思いました♪
2019/06/22
最後の締め方が素敵だと思います。
誰もが色を持っていて、だけど、一人じゃなくて、二人で色を作っていくという発想がGOODです。
2019/06/26