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utsusemi 投稿 - 2019/05/17 更新 - 2019/05/17 0 Comments 221 Views
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例え深い哀しみの底だとしても
立ち止まらず明日はやって来る
微かに洩れる光を見た以上
その命は朝を目指すため 傷付き怯えながら進む


絶望に嘆いて歌った
気付けばそこが出発点だった

多くを失い続けてきたのは
内なる恐怖 希望と向き合う意味だ

光は照らした 終われない理由を
奇跡と呼ぶ一歩を称えて
光よ導いて もう何も迷わぬように
始まりは此処からだろう
その弱さこそ明日を選ぶ権利だ

今だけは 支配する翳りを討ち払うため

強がりを 守るべきものに血を流して

繰り返し 涙の行く先を辿りながら

叫んで 偽りでも確かな鼓動が願う限り


残された傷は戻らない
全てはそこを起点に廻り出した

抜け殻と共に歩いた月日は
いずれ甦る 心へ名付ける価値だ

光は照らした 動き始めた世界を
相応の苦しみを糧に
光よ標して 間違いも正しい一部だと
終わりなどで死ねるものか
その不屈こそ明日を信ずる強さだ


光をくれ もっと光を
勇気 誇りを真意と思い込ませて
光をくれ 吐き出しても
逃げたいと震え出す足を歩かせてくれ


決死で演じ続けた嘘こそが
本物に値する意志 光そのものだ

光は照らした 立ち向かうべき今を
置き去った自分をも抱き
光よ輝いて 諦めかけた夜を越え
総べて朝へと繋がる
その覚悟こそ明日を生きる自由だ
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