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初投稿。そもそも詩を書くのも初めてだったり。
0904575brst 投稿 - 2019/05/06 更新 - 2019/05/06 0 Comments 331 Views
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現実の闇を知るぼくらには
理想の光は眩しすぎて
いつまで続くかわからぬ迷宮を
彷徨うぼくらは亡霊さ。

なら僕らを運ぶこの球は
なんと呼べばいいだろう
血まみれで足掻いても
罪にまみれて堕ちていく
一体この世に何と名付けようか。
ずっと歩き続けて
ずっと求め続ける
外からここを見てみれば
この場を何と呼ぶだろう。

現実の闇に潜むぼくらは
理想を追い、焦がれ
それでも求め続ける
彷徨うぼくらは亡霊だ。

ぼくらを乗せているここは
どんな姿なんだろう
血まみれがすがりつき
罪まみれがそこにいる
一体これを何に例えようか。
きっとさまよい続けて
きっと行くあてもない
外からここを見た時に
美しいなんて言えるのか。

現実の中にいるぼくらは
理想を求めて手を伸ばす
醜く足掻く姿をさ
これを誰が笑えるか。

きっと狭い場所なんだ
こんなに窮屈なんだから
きっと窓もないんだろう
こんなに息苦しいからさ。

現実の闇を知るぼくらに
現実の光は無いのかい
その光を求め続ける
一蓮托生亡霊船
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