新規登録 ログイン
初投稿。そもそも詩を書くのも初めてだったり。
0904575brst 投稿 - 2019/05/06 更新 - 2019/05/06 0 Comments 498 Views
good投票
まだこの作品をgoodと言った人はいません
現実の闇を知るぼくらには
理想の光は眩しすぎて
いつまで続くかわからぬ迷宮を
彷徨うぼくらは亡霊さ。

なら僕らを運ぶこの球は
なんと呼べばいいだろう
血まみれで足掻いても
罪にまみれて堕ちていく
一体この世に何と名付けようか。
ずっと歩き続けて
ずっと求め続ける
外からここを見てみれば
この場を何と呼ぶだろう。

現実の闇に潜むぼくらは
理想を追い、焦がれ
それでも求め続ける
彷徨うぼくらは亡霊だ。

ぼくらを乗せているここは
どんな姿なんだろう
血まみれがすがりつき
罪まみれがそこにいる
一体これを何に例えようか。
きっとさまよい続けて
きっと行くあてもない
外からここを見た時に
美しいなんて言えるのか。

現実の中にいるぼくらは
理想を求めて手を伸ばす
醜く足掻く姿をさ
これを誰が笑えるか。

きっと狭い場所なんだ
こんなに窮屈なんだから
きっと窓もないんだろう
こんなに息苦しいからさ。

現実の闇を知るぼくらに
現実の光は無いのかい
その光を求め続ける
一蓮托生亡霊船
タグ : [ 編集 ]

0 Comments

Add a comment - 1000文字以内でご入力下さい。HTMLタグは使えません。
コメントを投稿するにはログインして下さい。初めての方は無料のユーザー登録を行って下さい。
ログイン 新規登録